コツ・注意点

なるべく寸胴で背の低いジャム瓶を使いましょう。くびれのあるジャム瓶や縦長のジャム瓶を使うと、蒸気が上手に出ていかず、底がべちゃっと仕上がることがあります。ジャム瓶の形状によって生地の膨らみ方が異なるため、歪に膨らんでこぼれないよう、入れる生地は少なめにするのがポイントです。

代用品4. ケーキ型

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ケーキ型を使うと大きな蒸しパンが作れます。蒸し時間は直径15cmのケーキ型で25~35分が目安。蒸し時間が長く、型にクッキングシートを敷く手間はありますが、切り分けるとケーキのような豪華な雰囲気が楽しめます。スクエア型やパウンド型でも代用可能です。

ケーキ型で代用する場合の作り方

  1. 蒸しパンの生地を作る
  2. ケーキ型の底と側面の形状に合わせてクッキングシートを切り、型にぴったりと敷く
  3. ケーキ型の5分目まで流し入れる
  4. 蒸気の出ている蒸し器に入れる
  5. 中火で25~35分蒸す
  6. 竹串を刺して何もついてこなければ完成

コツ・注意点

ケーキ型で作る場合は火が通りやすいよう、型の5分目以下を目安に生地を入れましょう。切り分けて食べることをふまえ、型にクッキングシートを敷いて取り出しやすい状態にするのもポイント。くっつきにくい加工がされている型は、そのまま生地を入れても問題ありません。

代用品5. 食器・保存容器

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蒸しパンは陶磁器やガラス製の容器でも作れます。また、耐熱温度が120℃以上のプラスチック製の食器や保存容器でも代用可能です。蒸し時間は容量150~200ccの容器で20~25分を目安にしましょう。小さい茶碗やそばちょこ、スクエア型の保存容器など、形状問わず使えます。

食器・保存容器で代用する場合の作り方

  1. 蒸しパンの生地を作る
  2. 食器や保存容器の6分目まで入れる
  3. 蒸気の出ている蒸し器に入れる
  4. 中火で20~25分蒸す
  5. 竹串を刺して何もついてこなければ完成

コツ・注意点

蒸し器にしっかり入るサイズの食器や保存容器を使いましょう。容器のサイズや形状によって蒸し時間が大きく異なるため、必ず竹串で火の通りを確認してください。調理用ボウルや深さのあるバットでも代用可能です。

代用品6. お弁当作り置き冷凍トレー

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プラスチック製のお弁当作り置き冷凍トレーを使えば、小さくて食べやすいサイズの蒸しパンが同時にたくさん作れます。浅めのトレーで作る蒸しパンは、短時間で底までふっくら膨らむのもメリット。各容量80cc程度の小分けトレーで蒸し時間10分が目安です。

お弁当作り置き冷凍トレーで代用する場合の作り方

  1. 蒸しパンの生地を作る
  2. お弁当作り置き冷凍トレーの内側に薄く食用油を塗る
  3. お弁当作り置き冷凍トレーの5~6分目まで入れる
  4. 蒸気の出ている蒸し器に入れる
  5. 中火で約10分蒸す
  6. 竹串を刺して何もついてこなければ完成

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