ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

夏野菜「かぼちゃ」の旬の時期はいつごろ?

Photo by 稲吉永恵

国産かぼちゃの収穫は5月ごろ九州産が始まり、8月〜9月の北海道産までと続きます。もっとも多く収穫されるのは、7月〜8月の夏。ただ、かぼちゃは収穫してすぐよりも収穫のあと追熟することで水分が抜けて甘みが増すため、2〜3ヶ月ほどおいてから食べごろになります。

つまりかぼちゃの「収穫の旬」は夏の7月〜8月、そして一番おいしい「食べる旬」は秋から冬にかけての9月〜11月と言えるでしょう。国産かぼちゃは初夏から出回り始めますが、安く購入できる時は、もっとも多く出回る9月〜11月となります。

冬至にかぼちゃを食べる理由

かぼちゃの収穫期は夏から初秋にかけてですが、日本では冬至にかぼちゃを食べるという習慣があります。それは、かぼちゃは追熟させることで甘みが増し栄養も豊富になるため、冬至に食べて本格的に寒くなる冬に備えるという理由から。

「おいしさが詰まった栄養豊富なかぼちゃを食べて、冬を乗り越えよう」という日本古来の風習とされています。

なぜスーパーには年中かぼちゃが売っているの?

かぼちゃは通年スーパーに出回るのは、国産かぼちゃが品薄になる時期に輸入かぼちゃが出回るから。メキシコやトンガ、ニュージーランドなどから輸入されるかぼちゃはホクホクとして甘みの強いものが多いです。国産かぼちゃが旬ではない夏場でも、おいしくいただけますよ。

日本で売られているかぼちゃの種類

国内で作られているかぼちゃは、大別すると日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類。16世紀に初めて日本に伝わったものは日本かぼちゃですが、現在流通しているものの9割が西洋かぼちゃです。日本かぼちゃに比べて甘みがありホクホクとした食感で、北海道を中心に多く作られています。

おいしいかぼちゃの選び方

おいしい西洋かぼちゃは、皮につやがあって非常に硬く、しっかりとした重みがあります。へたが枯れて乾きまわりがくぼんでいるものは、完熟しています。未熟なものは水っぽいおそれがあるため、完熟かぼちゃを選ぶのがおすすめですよ。

またカットかぼちゃの場合は、種がぎっしり詰まっていて果肉の色が濃く鮮やかなものを選びましょう。種も太って丸いものがよいですよ。

夏に食べたい!簡単に作れるかぼちゃの絶品レシピ3選

1. だしが染み渡る。なすとかぼちゃの焼き浸し

調理時間:15分

かぼちゃの甘みを楽しめる、なすとかぼちゃの焼き浸し。フライパンでじっくり焼くことで水分を飛ばし、ほっくりとした食感も味わえます。さわやかなしょうが風味の出汁が染み、さっぱりといただけますよ。副菜やおつまみにぴったりです。

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