ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

離乳食の豆腐は工夫次第で冷凍OK!

豆腐は離乳食の初期から使えて、たんぱく源としても便利。そのまま冷凍保存できたらいいのですが、解凍の際に水分が抜け、ぼそぼそとした食感になってしまいます。また、離乳食の豆腐は冷凍NGとする情報も目にしますね。

しかし、離乳食の豆腐も工夫次第で、冷凍が可能です。上手に冷凍するコツを詳しく見てみましょう。(※1,2,3)

離乳食の豆腐を冷凍するポイント

冷凍するポイント

  1. 湯通しをする
  2. ペースト状にする

湯通しをする

離乳食の豆腐はゆでてから、ペースト状にしたものを冷凍します。豆腐に火を通す理由は、衛生面を考えてのこと。また、通常の豆腐も冷たいままより温めたほうが赤ちゃんに食べやすいメリットがありますよ。

離乳食の保存に使う容器は、煮沸・電子レンジなどで消毒可能なものを選ぶと清潔に取り扱えます。(※3,4,5)

ペースト状にする

離乳食の豆腐はそのままではなく、ペースト状にして冷凍しましょう。冷凍用の小分けの容器や保存袋に入れると使いやすいですよ。

もともと冷凍のカット豆腐も販売されていますね。おかずやスープ用にカット豆腐を常備したい方は、取り入れてみてもいいかもしれません。(※3)

離乳食の豆腐を冷凍した際の保存期間

離乳食の豆腐は冷凍することで長持ちしますが、1週間ほどを目安に使い切りましょう。冷凍保存した日付をマスキングテープに書いて貼っておくと分かりやすいですよ。

離乳食のはじめの頃は、豆腐を食べる量も少しずつです。使い切れる量を考えて冷凍してくださいね。(※5,6)

解凍する時はどうすればよい?

離乳食の豆腐(ペースト状)は自然解凍をせずに、加熱解凍をします。水またはだし汁を加えて、電子レンジで加熱すると上手に解凍できますよ。自然解凍は雑菌が増える原因となってしまうので、やめましょう。

解凍した豆腐はもう一度すりつぶしたり、水溶き片栗粉でとろみをつけたりすると、より食べやすいです。(※3,6)
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