ライター : Uli

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行者にんにくの定番の味つけ「醤油漬け」をアレンジしよう

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行者にんにくとは、ニラやにんにくのような強い風味をもつ山菜で、主に4月~5月ごろ収穫されます。天ぷらや炒め物にも使用されますが、定番の食べ方は醤油漬けにする方法。シャキシャキの行者にんにくに醤油が染みて、お酒やごはんによく合いますよ。丸ごとでも刻んでもおいしく食べられます。

基本の行者にんにく醤油漬けの作り方

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行者にんにくの外側の皮を剥いて水洗いします。キッチンペーパーで水気をしっかり拭き、調味液に浸して冷蔵で3日以上漬けて完成です。調味液は「醤油:みりん+酒」を「1:1~2」に調整し、長期間漬けてもしょっぱくならないようにするのがポイント。

みりんと酒の分量はお好みで調整しましょう。甘みを強くしたい場合はみりん多め、甘さ控えめにしたい場合は酒多めにしてください。

行者にんにく醤油漬けで作るアレンジ料理レシピ5選

行者にんにくの醤油漬けで作るアレンジ料理を5つご紹介します。卵かけごはんにのせたり、刻んで刺身に和えたりする簡単なアレンジもおいしいですが、少し手を加えるとあたらしいおいしさに出会えますよ。

1. 食感が絶妙!行者にんにく納豆の卵焼き

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熱した卵焼き器に溶き卵を流し入れ、混ぜて半熟状態になったら、納豆と小口切りの行者にんにくの醤油漬けをのせ、ふたつ折りにして完成です。納豆はひきわりか小粒が合います。納豆のたれはあらかじめ混ぜておきましょう。

ふわふわの卵ととろとろの納豆、シャキシャキの行者にんにくのハーモニーがたまりません。そのままでもおいしいですが、からしマヨネーズで食べるとまろやかなコクと刺激が加わって食べやすくなりますよ。

2. 韓国風。行者にんにく巻きサムギョプサル

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厚さ1~2cmの豚バラ肉をこんがり焼いて食べやすい大きさに切り、行者にんにくの葉を広げて巻くだけです。醤油漬けのみで塩気は十分ですが、辛さを足したい場合はコチュジャンを添えましょう。

生の行者にんにくならではのシャキシャキ食感と強い風味が豚肉と相性抜群です。行者にんにくの醤油漬けを適当な長さに切り、コチュジャンやキムチに和えてもおいしいですよ。韓国風の食べ方もぜひお試しください。

3. 風味豊かでクセになる。行者にんにくチャーハン

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溶き卵とごはんを炒めて塩で味付けし、角切りチャーシューと小口切りの行者にんにくを加えてさっと炒めます。仕上げに醤油漬けの調味液を鍋肌からまわし入れ、少し焦がしながら香りづけしましょう。

行者にんにくの風味と醤油の香ばしさが加わり味に深みがでるので、ヤミツキになること間違いなし。行者にんにくに火が入って甘みが増し、生とは異なるおいしさを味わえます。アクセントとして紅しょうがを添えてもおいしいですよ。

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