4. 天板に並べる

Photo by Uli

普通の粉砂糖(上)/泣かない粉砂糖(下)
クッキングシートを天板に敷き、生地を等間隔に並べます。普通の粉砂糖入りの生地も、泣かない粉砂糖入りの生地も、この工程では作業のしやすさに差はでませんでした。転がったりべたついたりせず、スムーズに並べることができます。

5. 焼く

Photo by Uli

普通の粉砂糖(上)/泣かない粉砂糖(下)
170℃に予熱したオーブンで12分焼きます。レシピでは10~15分と記載されていますが、ここではどちらの生地も加熱時間を12分に設定しました。

どちらの生地も膨らみ方、焼き色、表面のひび割れ方に差はほぼありません。ただ、泣かない粉砂糖入りの生地のほうが、やや横に広がって膨らんでいるように見えます。

6. 10~15分ほど冷まして粉砂糖をまぶす

Photo by Uli

普通の粉砂糖(上)/泣かない粉砂糖(下)
天板にのせたまま10~15分冷まし、粉砂糖をまぶして完成です。普通の粉砂糖はダマがあり、しっとり湿っていて均一にまぶすのがむずかしかったです。泣かない粉砂糖はさらさらでまぶしやすく、スノーボールクッキーの表面にまんべんなくまぶすことができました。

焼成後の仕上がり比較

できたての見た目

Photo by Uli

普通の粉砂糖(左)/泣かない粉砂糖(右)
できたてはどちらも表面にしっかり粉砂糖がかかっています。わずかな違いではありますが、普通の粉砂糖をまぶしたスノーボールクッキーは、表面にムラが多い印象です。泣かない粉砂糖で作ったスノーボールクッキーのほうが、まんべんなく均一に粉砂糖がまぶされているのが分かります。

6時間後の見た目

Photo by Uli

普通の粉砂糖(左)/泣かない粉砂糖(右)
冷蔵庫で6時間置いたスノーボールクッキーです。普通の粉砂糖で作ったスノーボールクッキーは表面の粉砂糖が部分的に溶けてしまいました。泣かない粉砂糖で作ったスノーボールクッキーは粉砂糖が溶けずにきれいな状態です。どちらも手で持った部分は粉砂糖が剥げてしまいました。

翌日の見た目

Photo by Uli

普通の粉砂糖(左)/泣かない粉砂糖(右)
24時間冷蔵庫で保存したスノーボールクッキーです。一見すると6時間後の状態とあまり違いがありませんが、普通の粉砂糖で作ったスノーボールクッキーの側面はほぼ粉砂糖が溶けてしまっていました。表面を触るとしっとり湿度を感じる質感です。

泣かない粉砂糖で作ったスノーボールクッキーは、できたてとほぼかわらない見た目で、表面はまださらさらしています。

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