卵、バニラオイル、薄力粉を加える

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クリーム状バター(上)/溶かしバター(下)
クリーム状バターの生地に溶き卵を2〜3回に分けて加えて混ぜます。ふるった薄力粉を加え、ゴムベラで切るように混ぜます。そぼろ状になってきたら、ヘラをボウルに押し付けて生地をまとめます。

溶かしバターの生地に生地に溶き卵を2〜3回に分けて加えて混ぜます。ふるった薄力粉を加え、ゴムベラで切るように混ぜて生地をまとめます。

クリーム状バターの生地に溶き卵を加えると、最初は分離したような状態になりましたが、しっかり混ぜるとなじみました。溶かしバターの生地は溶き卵を入れても分離する気配もなく、すぐになじみます。

クリーム状バターの生地はまとまりにくく、硬くてややボソッとしている状態です。手で何度か折りたたむときれいにまとまりました。溶かしバターの生地はやわらかく、すぐに生地がまとまって表面がツヤッとしています。

型抜きの比較

生地を寝かせる前でも型抜きできるか

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クリーム状バター(上)/溶かしバター(下)
本来は生地を冷蔵庫で1時間以上寝かせてから型抜きをしますが、今回は生地ができた直後、すぐに型抜きをしてみました。

クリーム状バターの生地は、やや作業しにくいものの、慎重にやさしく型抜きすればきれいな形に抜くことができます。溶かしバターの生地はやわらかく、手で持ち上げると生地がダレて、形が崩れたりクッキー型にくっついたりしました。

どちらの生地も作業しているうちに、どんどん生地がダレてきます。手早く作業すれば、クリーム状バターの生地はなんとか型抜きができそうですが、溶かしバターの生地をきれいに型抜きするのはむずかしそうです。

寝かせて型抜きする

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クリーム状バター(上)/溶かしバター(下)
冷蔵庫で1時間ほど寝かせた生地をラップではさみ、めん棒で4〜5mmの厚さに伸ばし、クッキー型で型抜きします。冷蔵庫から出してすぐの生地は硬いため、めん棒で叩きながら伸ばしました。

クリーム状バターの生地は硬めでダレにくく、型抜きしやすいものの弾力性がないため、無理にクッキー型から取り出そうとすると割れることがあります。溶かしバターの生地はやわらかめでダレやすいものの、弾力性があって割れることはなく、無理にクッキー型から取り出そうとすると生地が伸び、いびつな形になりました。

溶かしバターの生地はダレてクッキー型にくっつきやすいため、小さく細かいパーツのあるクッキー型では、きれいに型抜きするのがむずかしいです。生地を冷蔵庫で休ませながら作業すると型抜きしやすくなります。

焼成後の仕上がり比較

見た目

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クリーム状バター生地のクッキー(左)、溶かしバター生地のクッキー(右)です。並べてみても形のきれいさに大きな違いは見つかりません。焼き色はオーブンの焼きムラも原因として考えられますが、全体的に溶かしバターのクッキーがやや薄い焼き色に仕上がりました。

断面

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クリーム状バター生地の断面(左)、溶かしバター生地の断面(右)です。半分に割って断面を比べても大きな違いは見当たりません。微妙な違いではありますが、クリーム状バター生地は細かい気泡が多く、溶かしバター生地は不ぞろいな気泡があります。

風味、食感

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焼きたてのクリーム状バターのクッキーを、手で持てるくらいの温度になってから食べてみたところ、全体がサクッホロっと崩れるような食感でした。粗熱がとれると軽いサクサク食感になります。バターの風味を強く感じ、クセや重たさは感じません。

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焼きたての溶かしバターのクッキーを、手で持てるくらいの温度になってから食べると、表面はさっくり、中心はしっとりやわらかい食感でした。粗熱がとれると全体がザクザク、ボリボリと硬めの食感に変化します。バターの風味は弱く、やや油っぽさを感じる重めの食べごたえです。

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