ホワイトチョコレートはチョコレートと言えるのか?

カカオ分乳固形分糖分(ショ糖)レシチン水分
チョコレートの定義35%以上(ココアバター18%以上含む)カカオ分と乳固形分の合計が、全重量の35%以上(うち乳脂肪分3%以上)3%以下
日本規格の
ホワイトチョコレート
21%以上(ココアバター18%以上含む)14%以上(うち乳脂肪分3.5%以上)55%以下0.5%以下3%以下
国際規格の
ホワイトチョコレート
21%以上(ココアバター20%以上含む)14%以上(うち乳脂肪分3.5%以上)55%以下0.5%以下3%以下
1) チョコレート生地
カカオ分が全重量の35パーセント以上(ココアバターが全重量の18パーセント以上)であって、水分が全重量の3パーセント以下のもの(ただし、カカオ分が全重量の21パーセントを下らず(ココアバターが全重量の18パーセント以上)、かつ、カカオ分と乳固形分の合計が全重量の35パーセントを下らない範囲内(乳脂肪が全重量の3パーセント以上)で、カカオ分の代わりに、乳固形分を使用することができる。)

出典: www.jfftc.org

簡潔に言えば、カカオ分35%以上、そのうちココアバター18~20%以上、水分3%以下であれば、チョコレートと表記できるということです。

ホワイトチョコレートには、カカオマスなどは入っていませんが、カカオバター35%以上含まれていればチョコレートと言えます。

※カカオ分には、カカオマス・カカオニブ・ココアバターなどが含まれます。

結論。ホワイトチョコレートはチョコレートと言える

白くてミルキーな甘さのホワイトチョコレートは、ほかの素材と合わせやすくアレンジがしやすいです。トリュフや生チョコなどのチョコレート菓子はもちろん、抹茶やいちごパウダーなどと混ぜると素材の色を活かしたスイーツが作れるのも魅力。

チョコレートと言えば、カカオマスの苦みや香りの印象が強いですが、結論、ホワイトチョコレートもチョコレートです。お菓子作りをする際の豆知識としてぜひ覚えておいてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ