ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

チョコレートが白くなるのはなぜ?食べても大丈夫?

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※画像はイメージです
チョコレートを食べようと包みを開けたら、表面が白くなっていたことはありませんか?もしくはウズラの卵のように、まだら模様になっているのを見たことがあるのではないでしょうか?

本記事では明治の公式サイトを参考に、チョコレートが変色する原因を解説。食べて大丈夫かどうかについてもお届けしますよ。

温度変化の影響で起こる現象

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明治の公式サイトには「チョコレートが白く変色したり、アーモンドチョコレートがウズラの卵のような模様になっていますが大丈夫ですか?」との質問が寄せられています。メーカーの回答は下記の通りです。
チョコレートが白く変色したり、まだらになった状態はファットブルーム現象(ブルーミング)といい、チョコレートが温度変化の影響を受けることで起こります。
温度上昇でチョコレートの脂肪分のココアバターがとけ、その後冷えてかたまり白くなった状態です。このようなチョコレートをお召し上がりになってもお身体に差し障りはありませんが、風味は劣ります。

出典: qa.meiji.co.jp

一度溶けたチョコレートの脂肪分が、その後冷えて固まることにより起こる現象。食べても身体に害はないものの、風味が落ちてしまっています。

保管は涼しい場所で!

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チョコレートを変色させないためには、下記の通り涼しい場所で保管するのが大事ですよ!
ココアバターは、28℃前後でとけはじめます。この現象は賞味期限に関係なく温度変化によって起こりますので、チョコレートは高温・多湿の場所を避け、28℃以下の涼しい場所で保存することが大切です。

出典: qa.meiji.co.jp

正しく保存しておいしく食べきろう

Photo by Raico

チョコレートが白くなっていると一瞬ギョッとしますよね。「カビが生えてしまったの?」と心配になる人も多いことでしょう。

変色したチョコレートは食べても大丈夫とはいえ、風味のよさは損なわれてしまっています。おいしくいただけるよう、正しい方法で保管することを心がけてください。
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