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米油とごま油との違い
ごま油の脂質量やエネルギーは米油とほとんど変わりません。含まれる脂肪酸はごま油も米油と同様、リノール酸とリノレン酸のバランスが良いのが特徴です。ただ、ビタミンEは米油の方が多く含まれています。
ごま油はその豊かな風味と酸化しづらいことが特徴で、炒め物をはじめとした加熱調理に使用するのにもおすすめです。中華の炒め物や揚げ物から、サラダのドレッシングまで風味を生かした料理に幅広く使えます。(※7,11,12)
ごま油はその豊かな風味と酸化しづらいことが特徴で、炒め物をはじめとした加熱調理に使用するのにもおすすめです。中華の炒め物や揚げ物から、サラダのドレッシングまで風味を生かした料理に幅広く使えます。(※7,11,12)
米油とサラダ油との違い
サラダ油もほかの油と同様、脂質量・エネルギーは米油とほとんど変わりません。ビタミンEはオリーブオイルやごま油よりは多いものの、米油の半量です。
サラダ油の定義はJAS規格で0℃で5.5時間保存しても清澄であることが基準とされ、加熱調理以外にマヨネーズやドレッシングなどの冷たい料理にもそのまま使用できます。手に入りやすい価格帯のため、日常的に摂り入れやすい油と言えるでしょう。(※7,8,11,13,14)
サラダ油の定義はJAS規格で0℃で5.5時間保存しても清澄であることが基準とされ、加熱調理以外にマヨネーズやドレッシングなどの冷たい料理にもそのまま使用できます。手に入りやすい価格帯のため、日常的に摂り入れやすい油と言えるでしょう。(※7,8,11,13,14)
米油はデメリットだけじゃない!嬉しいメリット
米油に含まれる嬉しい成分
- γーオリザノール
- オレイン酸
- リノール酸
- ビタミンE
- 植物ステロール
米油にはデメリットだけでなく、栄養素もたくさん含みます。代表的なものがγ-オリザノールです。γ-オリザノールは抗酸化作用に優れていることで知られています。ほかにも体にいい脂肪酸と言われるオレイン酸とリノール酸のバランスがよいのも特徴です。
また、抗酸化作用をもつビタミンEと、ビタミンEの一種でさらに抗酸化力が高いスーパービタミンEも含みます。コレステロールの吸収を抑える植物ステロールも多いため、これらの栄養素を摂り入れたい方は米油を使うとよいでしょう。(※10,15)
また、抗酸化作用をもつビタミンEと、ビタミンEの一種でさらに抗酸化力が高いスーパービタミンEも含みます。コレステロールの吸収を抑える植物ステロールも多いため、これらの栄養素を摂り入れたい方は米油を使うとよいでしょう。(※10,15)
米油の嬉しい特徴
- 酸化しにくい
- クセがない
- 泡立ちにくい
- 国産のものが多い
栄養成分以外にも米油にはメリットがあります。抗酸化成分が豊富で酸化しにくく、揚げ物や炒め物にもおすすめです。
クセがなく素材の味を引き立てることから、おひたしや煮物などに少したらすと、まろやかな味を楽しめます。揚げ物の場合は食材の水分で揚げ油が泡立つと揚げムラや油っぽさにつながりますが、米油は油切れがよいためカラッとしやすいのも特徴です。
また、ほかの植物油脂は原料が国内産のものは限られますが、米油の原料は国産がほとんどのため、貴重な油脂資源とも言えます。(※1,10,15)
クセがなく素材の味を引き立てることから、おひたしや煮物などに少したらすと、まろやかな味を楽しめます。揚げ物の場合は食材の水分で揚げ油が泡立つと揚げムラや油っぽさにつながりますが、米油は油切れがよいためカラッとしやすいのも特徴です。
また、ほかの植物油脂は原料が国内産のものは限られますが、米油の原料は国産がほとんどのため、貴重な油脂資源とも言えます。(※1,10,15)
米油のデメリットだけでなくメリットも知りましょう
米油のデメリットとしてはトランス脂肪酸が含まれる、溶剤が残る製法もあるという点があげられます。しかし、体に悪いという情報に関しては、米油を避けなければならないほどのデメリットとは言いづらい内容のようです。
米油にはデメリット以上にメリットと言える点が多いため、製法や種類などを選んで摂り入れてみるとよいでしょう。
米油にはデメリット以上にメリットと言える点が多いため、製法や種類などを選んで摂り入れてみるとよいでしょう。
【参考文献】
(2024/01/12参照)
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。