納豆ご飯を食べるタイミングは夜がおすすめ

納豆は良質のタンパク質、食物繊維、カルシウムなどを豊富に含む栄養満点の食品です。都合に合わせていつでも食べていただいてかまいません。

しかし、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」という酵素は血栓を分解する作用があり、夜は特に血栓ができやすい時間帯とされています。これは睡眠中に水分が不足し血液が濃くなりやすいためです。そのため、血液が凝固しやすい夜に納豆を食べることが一般的に推奨されています。(※5,19,20)

納豆ご飯ダイエットと相性のいい食材

食材

  1. 納豆+白菜キムチ
  2. 納豆+トマト
  3. 納豆+アボカド

納豆+白菜キムチ

納豆に含まれている納豆菌は善玉菌を活性化させ、白菜キムチに含まれている乳酸菌は善玉菌で腸内環境のバランスを整えます。納豆菌は熱や胃酸に強く、腸に生きたまま届いて悪玉菌を抑制します。乳酸菌は胃酸によって多くが死滅してしまいますが、死菌としても善玉菌のえさとなるのです。

納豆の主成分である大豆は食物繊維が豊富で、これらの菌と組み合わせることで腸内環境を効率的に整えられます。(※21,22,23)

納豆+トマト

納豆は五大栄養素を豊富に含んでいますが、ビタミンCやビタミンAなどのビタミンは多くは含まれていません。

このビタミン類を補うために、ビタミンが豊富なトマトを納豆に加えてみましょう。トマトを合わせることで栄養バランスが向上するだけでなく、見た目にも鮮やかな彩りが加わります。(※6,24)

納豆+アボカド

女性に人気のある食材のひとつである「アボカド」。アボカドに含まれるビタミンCは、納豆にはない栄養素で、抗酸化作用も期待できます。また肌をきれいに見せる作用も望めます。

ネバネバの納豆とクリーミーなアボカドの食感も意外にマッチするので試してみてください。(※5,25,26,27)

【Q&A】納豆を食べ過ぎるとどうなる?

A:納豆に含まれる大豆イソフラボンの摂取過多により、女性ホルモンのバランスが乱れるおそれが。月経周期の異常延長や、子宮内膜増殖症のリスクを高めるという研究報告があります。

そもそもイソフラボンは大豆に含まれるポリフェノール類のひとつです。この成分は女性特有の体の特徴を形成するのに役立ち、また、更年期障害の症状緩和や肌をきれいに見せる作用もあります。(※28,29)
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