ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

納豆について理解を深めよう

「納豆」は日本の代表的な食品で、子どものころから食べ慣れている方も多いでしょう。納豆にはたんぱく質やカルシウム、ビタミンや鉄などの栄養素が多く含まれています。クセのある匂いや独特な粘り気も、ハマるとやみつきになってしまいますよね。

しかし、納豆が健康にいいからといって、毎食のように何パックも食べている……なんて方はいませんか? 納豆に限らず、特定の食品を大量に食べ続けるのは身体によくありません。納豆を食べるメリットやおすすめの食べ方を踏まえて、注意しておきたい点をご紹介します。(※1)

健康維持に納豆を摂り入れるメリット

便秘対策

納豆100gあたりには水溶性食物繊維が2.3g、不溶性食物繊維が4.4g含まれています。どちらの食物繊維も腸内にいる善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれますよ。

また、不溶性食物繊維は腸を刺激することにより排便を促すため、便秘対策に役立ちます。(※2,3)

血液の健康維持

納豆のねばねばする部分には、ナットウキナーゼというたんぱく質分解酵素が含まれています。ナットウキナーゼは血栓の主成分であるフィブリンを分解し、血栓を溶かしてくれますよ。

また、納豆に豊富な水溶性食物繊維は、血中のコレステロールを排出する作用があります。このような成分が含まれている納豆は、血液の健康維持に役立つ食品だと言えます。(※3,4)

免疫力アップ

納豆に含まれる納豆菌には、腸内の善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌など)を増やし、悪玉菌を減らす作用があります。腸内環境を整えることで、腸管のバリア機能(腸管免疫)の維持につながりますよ。

また、納豆菌は、一部の免疫細胞を活性化させることが明らかになっています。(※5,6,7)

貧血対策

納豆100gあたりには、鉄が3.3mg含まれています。鉄は赤血球に含まれるヘモグロビンの主成分で、不足すると貧血症状を引き起こすおそれが。とくに月経がある女性は鉄が失われやすいため、しっかり摂りたい栄養素です。

納豆には鉄だけでなく、赤血球の生成に関わる葉酸が多く含まれています。鉄や葉酸が豊富な納豆を摂取することで、貧血対策につながりますよ。(※2,8)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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