前の記事へ次の記事へ

ライター : taki

料理家

寒い日に食べたい！ごぼうたっぷり豚汁

Photo by taki

豚汁というと家庭によっていろいろな作り方があると思いますが、我が家はごぼうをたっぷりと入れて作るのが定番♪ ごぼうの食感と香りが豚肉とマッチして、味わい深い一杯に仕上がるんですよ。

また隠し味にしょうがを入れて、風味よく仕上げるのもこだわりです。食べた家族からは「しょうがもたっぷり入っているから体があたたまる」という声も。寒い日の汁ものに、ごぼうたっぷり豚汁を作ってみませんか？

プロが詳しく解説。ごぼうたっぷりの豚汁レシピ

Photo by taki

調理時間 30分

ごぼうをたっぷり使う豚汁レシピ。コツやポイントをおさえて、ごぼうの香りと食感を活かしましょう。保存しやすいように、こんにゃくは入れず、大根やにんじんなどシンプルな食材で仕上げます。野菜も肉もたっぷり入った豚汁があれば、献立作りも楽になりますよ。

材料（3〜4人分）

Photo by taki

豚バラ肉（薄切り） 250g
ごぼう 1/2本
大根 150g（厚さ4〜5cm程度）
にんじん 1/2本
長ねぎ 1/2本
しょうが 1片
合わせみそ大さじ5杯
みりん大さじ2杯
ごま油小さじ2杯
塩少々
水 1100cc

作り方

1.野菜を切る

Photo by taki

しょうがは洗って皮をむき、千切りにします。大根、にんじんは洗って皮をむき、薄めのいちょう切りにします。

Photo by taki

長ねぎは洗って斜め切りにします。3〜4cmほどの長さを残し、薬味用に薄切りにします。

Photo by taki

たわしでごぼうの泥を落としたら、厚めのささがきにし、酢水（分量外・水500ccに対し酢大さじ1が目安）に5分ほど入れてアクを抜きます。アク抜きが終わったらざるに上げて水を切ります。

2.野菜をごま油で炒める

Photo by taki

深めの鍋にごま油を入れたら、しょうがと切った野菜をすべて入れ、中火で炒めます。

3.豚バラ肉を入れて炒める

Photo by taki

大根が少し透き通ってきたら、豚バラ肉をほぐしながら入れ、中火でさっと炒めます。

4.水分を入れて煮る

Photo by taki

豚バラ肉の表面が白くなったら水とみりんを入れ、中火で煮ます。

Photo by taki

沸騰したらアクを取りながら、具材に火が入るまで中火で6〜7分ほど煮ます。

5.味つけをする

Photo by taki

具材に火が入ったら、火を弱めて合わせみそを溶き入れます。

Photo by taki

味をみたら、塩をふたつまみほど足して味を調整します。

6.器に盛る

Photo by taki

器に盛り、薬味用の長ねぎとお好みで七味唐辛子をかけたらできあがりです。

あく抜きは必要？ごぼうの切り方を含めた下ごしらえ法を紹介

ごぼうの下ごしらえをするとき、あく抜きしていますか？皮はむいていますか？作る人の好みによって、または作る料理によってやり方はさまざまです。そんなごぼうの洗い方からいろんな切り方、さまざまなあく抜きの仕方までをわかりやすく解説します。ごぼうを調理する際の参考にしてください。

レシピのポイント・おいしく作るコツ

コツ・ポイント

ごぼうは厚めのささがきにする
ごぼうはアク抜きをする
具材は煮る前に炒める
火を弱めてから合わせみそを入れる

ごぼうは厚めのささがきにして、食感を存分に活かしましょう。もちろん薄くてもOK。また、酢水で丁寧にアク抜きをすることで、雑味がないごぼう本来の香りを楽しめますよ。

下ごしらえした具材は、ごま油で炒めてから煮るとコクと旨味を引き出せます。仕上げに入れる合わせみそは香りがとびやすいため、必ず弱火にするか火を切ってから入れるようにしましょう。

30分で作れる。ごぼうの香りと食感を楽しむ豚汁レシピ

基本の豚汁にごぼうをたっぷり加えて、香りと食感を楽しむひと品に仕上げます。下ごしらえの工程数は多いですが、意外と調理内容は簡単。一度手順を覚えれば、30分でパパッとボリュームのある豚汁が作れますよ。

コツやポイントをおさえて、ごぼうの香りを逃さないように丁寧に調理しましょう。冷蔵庫に余っている野菜を加えてアレンジしてみてもよいですね。