食べ過ぎには注意する

寒天を食べるときには急に食べ過ぎないようにしましょう。食物繊維は一日あたりの目標量を目安に食べるのは問題ありませんが、粉寒天のように含有量が多いものの場合や、サプリメントを併用する場合などは摂り過ぎになる場合があります。

とくに水溶性食物繊維を摂り過ぎると、便の水分量が増え過ぎて下痢になる場合があるため注意が必要です。(※15)

水分もしっかり摂る

食物繊維を摂取する場合は水分の量にも気をつけましょう。少量の寒天を水に煮溶かしてゼリーとして食べる場合はいいのですが、料理に混ぜたり、糸寒天を戻して食べたりする場合などは注意が必要です。

寒天の量に対して、水分を摂る量が少ないと、かえって便秘になる場合があります。寒天を含め、食物繊維をたっぷり摂るときは、水分も意識して摂取しましょう。(※16)

寒天を手軽に摂り入れて嬉しい効果を実感しよう

寒天は食物繊維が多く、ヘルシーな食材です。腸内環境を整えて便秘対策になるだけでなく、ダイエットや肥満対策、血糖値やコレステロールを抑えるはたらきなど、健康な体づくりに役立つはたらきをたくさんもっています。

手に入りやすく、手軽に摂り入れられる食材のため、普段の食事に加えて食物繊維不足の対策をしましょう。
【参考文献】
(2023/09/25参照)
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