一日に必要な食物繊維の量

一日に必要な食物繊維の量は目標量として男女別に定められています。成人男性(18~64歳)の場合は21g以上、成人女性(18~64歳)の場合は18g以上です。

日本人の摂取量は不足気味と言われていることから、一日あたり3~4gプラスして摂取するのを意識するとよいと言われています。これを粉寒天に換算すると約5gです。ゼリー状にしたり、料理に加えたりして、おいしく摂取するとよいでしょう。(※1,11,12)

寒天の効果を高める食べ方

寒天の効果的な食べ方

  1.  食前に食べる
  2. 間食を置き換える
  3. 料理に上手に摂り入れる

食前に食べる

寒天を食前に食べることで、食べ過ぎを抑えることができます。ダイエットや肥満対策で食べる量を抑えたい場合におすすめです。

寒天に含まれる食物繊維は水分を吸ってかさが増えるため、少量でも満腹感が得られやすく、そのあとの食事を食べ過ぎずにすみます。とくに代謝の下がる夜の時間帯の夕食前に摂り入れるのがおすすめです。(※5,13)

間食を置き換える

寒天はゼリー状にして固めることで、ヘルシーな間食として楽しむこともできます。ゼリー状に冷やし固めたものは、そのほとんどが水分でできており、100gでも3kcalと低カロリー。糖質も脂質も含まないため、一般的なお菓子を食べるよりヘルシーです。

ただし、黒蜜やシロップなどをかけすぎたり、白玉や求肥などを入れたりすると糖質の摂り過ぎにつながります。量に気をつけるか、糖質を抑えた甘味料を活用するとよいでしょう。(※14)

料理に上手に摂り入れる

寒天はところてんやみつまめのように冷やして固めるものだけでなく、料理に使うこともできる食品です。無味無臭で料理の味に影響を与えないため、おいしさを損なわずに手軽に加えられます。粉寒天は汁物やソースなどに加えるだけでなく、ごはんを炊く際に加えるのもおすすめです。

また、糸寒天は戻してサラダや汁物の具材に使うこともできるため、食感も楽しみながらおいしく摂り入れてみましょう。

寒天を食べるときの注意点

食べるときの注意点

  1. 食べ過ぎには注意する
  2. 水分もしっかり摂る
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