骨を丈夫にする

チーズに豊富に含まれるカルシウムには骨を丈夫にするはたらきがあります。特にチーズのカルシウムは吸収率が高く、小魚や野菜から摂取するよりも効率よく体に摂り入れることが可能です。

また、種類によっては牛乳の何倍ものカルシウムを含んでいることから、少量でも効率よく摂取することができます。(※1,2,3,4,5,6,8,10,13,14)

ダイエットのサポートに役立つ

チーズは糖質量が少なく、たんぱく質が多いことからダイエット中の間食に向いています。チーズのたんぱく質は必須アミノ酸がバランスよく含まれており、筋肉の合成にも役立つ良質なたんぱく質です。

また、チーズは血糖値の上昇をゆるやかにする低GI食品とも言われています。ほかにも、含まれている脂肪酸は燃焼しやすく、体に脂肪がつきにくいと言われていることから、チーズはダイエット中におすすめです。(※10,13,15)

血圧の上昇を抑える

チーズには活性酸素を穏やかに抑える抗酸化作用があります。この抗酸化作用によって血液中のLDLコレステロールの酸化を抑えることが期待でき、血液の流れがよくなることで血圧が上昇しにくくなるのです。

また、チーズを熟成させる過程でたんぱく質が分解されてできたペプチドも、血圧の上昇を緩和させるはたらきを持ちます。(※16)

腸内環境を整える

発酵食品であるチーズには乳酸菌が含まれます。乳酸菌は人の腸内にも存在しており、腸内環境を整え、健康を保つのに役立つ細菌です。

乳酸菌は年齢とともにその数が減少すると考えられ、ストレスや食生活でも減ってしまいます。チーズを食べることによって乳酸菌を摂取し、腸内環境を整えましょう。(※17)

認知機能の衰え対策になる

カマンベールチーズの摂取により、認知機能の低下を抑制する可能性が示唆されています。

白カビ発酵したカマンベールチーズでは、プロセスチーズを摂取したときと比較して、「脳の栄養分」と呼ばれる「BDNF」が増えるとの研究報告があるためです。

BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促すことから、記憶や学習などのパフォーマンスを高めます。(※18)

チーズの効果を高める食べ方

食べ方

  1. 果物や野菜と一緒に食べる
  2. ビタミンDを含む食材と一緒に食べる
  3. 適量を食べる
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