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水分を摂取する
健康な状態の便は水分を多く含んだ状態です。適切な量の水分をしっかり補給することで、重さとなめらかさの状態のいい便ができ、腸内をスムーズに移動して排泄されやすくなります。1日に1.5~2リットルを目安にするとよいでしょう。(※4)
食事のバランスに注意する
糖質を抜いた分の物足りなさを補う際に、動物性の食品に偏り過ぎないようにしましょう。たんぱく質や脂質の適正量を知り、過剰に摂り過ぎないようにすることで、悪玉菌の増える原因を減らすことができます。
動物性の食品など特定の食材に偏った食事を摂るのではなく、大豆や大豆製品などの植物性のたんぱく質もうまく組み合わせるのがおすすめです。(※5)
動物性の食品など特定の食材に偏った食事を摂るのではなく、大豆や大豆製品などの植物性のたんぱく質もうまく組み合わせるのがおすすめです。(※5)
適度な運動を取り入れる
便秘の対策には適度な運動も大切です。体を動かすことで、腸に刺激が与えられ、腸の蠕動運動が促されます。腸を動かし、便を押し出すのには腹筋も重要です。スムーズに排便が行われるように、ウォーキングなどの軽い運動や、腹筋を鍛える習慣を取り入れましょう。(※7)
腸内環境が整うと、うれしい効果も!
肌荒れ対策に
悪玉菌が増えて腸内環境が悪化すると、アンモニアや硫化水素が発生します。これらの有害物質は腸から吸収されて血液に入り、それを体外に排出させる経路のひとつとして使われるのが皮膚です。その際肌に負担がかかって肌トラブルや肌荒れを起こすこともあるため、腸内環境を整えることは肌荒れ対策に繋がります。(※5)
ダイエットの効率アップ
便秘になると体に老廃物が溜まりやすい状態になり、血液の流れも悪くなって代謝が落ち、太りやすくなります。また、善玉菌はビタミン産生にも関わるのも特徴です。特にビタミンB群は糖質や脂質、たんぱく質の代謝に関わることから、それらをスムーズにエネルギーに変えるのに必要です。(※8,9,10)
免疫力アップ
腸は免疫細胞が集まっている臓器です。善玉菌が乳酸や酢酸を作って腸内が酸性に保たれると、食中毒菌や病原菌による感染がしにくくなります。また、善玉菌の体を構成する物質は体の免疫機能を高めてくれる作用もあることから、腸内環境を良くし、善玉菌を増やすことは免疫力アップのためにもおすすめです。(※9,11)
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