オリゴ糖をダイエットに取り入れるメリット！太ることもあるって本当？ (3ページ目)

【Q＆A】オリゴ糖を摂って太ることはある？

A：オリゴ糖は砂糖より甘味度が低い分、味が薄いと感じてしまうおそれがあります。

砂糖と同じ甘みにするとオリゴ糖の摂取量が増えてカロリー過多になることも……。エネルギー消費量より摂取量が多い状態が続けば、当然体重は増えてしまいます。オリゴ糖を使うときは、甘さ控えめになるように意識して味付けするようにしましょう。（※3,17）

【Q＆A】オリゴ糖とはちみつなら、ダイエット中はどっちがおすすめ？

	オリゴ糖	はちみつ
カロリー	200kcal	329kcal
糖質	67.3g	81.9g
GI値	ほぼ0	88

※カロリー・糖質量はそれぞれ可食部100gあたりの数値です。
※オリゴ糖のカロリ－・糖質量は味の素「パルスイート®おなかすこやかオリゴ®」を参考にしています。
※オリゴ糖のGI値は「フラクトオリゴ糖」の数値を参考にしています。（※18,19,20,21）

100gあたりの栄養価を比較すると、カロリー・糖質量ともに、はちみつよりもオリゴ糖のほうが低いことが分かります。

また食事により血糖値が急上昇すると、糖分が脂肪としてため込まれるため、ダイエットには悪影響です。オリゴ糖には血糖値を上昇させるスピードを数値化した「GI値」が低いという特徴があるので、はちみつよりもダイエット中におすすめですよ。（※4）

オリゴ糖でダイエットのサポート！

オリゴ糖は特定保健用食品に使用が認められている成分のひとつです。腸内環境を整える、砂糖と比べてカロリーが低い、血糖値を上げにくいといったメリットがあります。上手に使うとダイエットに役立つので、ヨーグルトに入れたり、砂糖代わりとして料理に使ったりするのがおすすめです。

ただし、オリゴ糖を摂るだけでやせるというわけではありません。あくまでダイエットのサポートとして取り入れるようにしましょう。

【参考文献】

※1 特定保健用食品制度の概要｜消費者庁

※2 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版（八訂）」砂糖及び甘味類/（砂糖類）/車糖/上白糖

※3 もっと知りたい！オリゴ糖の特徴とその働き｜株式会社パールエース

※4 太りにくい食べ方のコツ｜タニタマガジン｜タニタ

※5 植物・野菜に含まれるオリゴ糖｜株式会社パールエース

※6 オリゴのおかげは加熱しても使えるの？｜株式会社パールエース

※7 “腸活”を成功に導く3つの方法｜第一三共ヘルスケア

※8 腸内環境改善に良いオリゴ糖の種類と特徴とは？！ | カンロ

※9 乳糖果糖オリゴ糖ってどんなもの？① ～原料や作り方、特性～｜株式会社パールエース

※10 オリゴのおかげ　300g｜株式会社パールエース

※11 フラクトオリゴ糖とその「はたらき」｜日本オリゴ株式会社