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人工甘味料ってどんなもの?
甘さ | 1gあたりのカロリー | |
---|---|---|
アスパルテーム | 砂糖の200倍 | 4kcal |
アセスルファムK | 砂糖の200倍 | 0kcal |
スクラロース | 砂糖の600倍 | 0kcal |
人工甘味料は砂糖よりも強い甘さをもつのが特徴で、アスパルテームは砂糖と同じカロリー、アセスルファムKとスクラロースは1gあたり0kcalです。
砂糖より少量で甘さをプラスでき、カロリーを抑えられるメリットがあります。一方で、人工甘味料にどんなデメリットがあるのか、見ていきましょう。(※2)
砂糖より少量で甘さをプラスでき、カロリーを抑えられるメリットがあります。一方で、人工甘味料にどんなデメリットがあるのか、見ていきましょう。(※2)
人工甘味料のデメリット
デメリット
- 腸内環境が悪化する
- 摂食行動が促される
- 甘味に鈍感になる
- 糖代謝に影響を及ぼす
腸内環境が悪化する
糖アルコールであるソルビトールやマンニトールも人工甘味料です。これらの過剰摂取により原因不明の軟便や下痢を起こすリスクが知られています。また、サッカリンという人工甘味料は腸内細菌叢を変化させ、血糖値に影響を及ぼすともいわれています。(※1,2)
摂食行動が促される
通常の食べ物では、甘味を感じると血糖値が上がります。しかし、カロリーのない人工甘味料では甘味を感じるのに、血糖値の上昇が起こりません。こうした矛盾が生じることで、体内のエネルギーのバランスが崩れ、摂食行動が促されるおそれがあります。(※1)
甘味に鈍感になる
人工甘味料は砂糖の数百倍も強い甘味をもちます。その甘味に慣れてしまうと、甘味を感じにくくなってしまうことにつながるのです。また、甘味に鈍感になると、もっと甘い糖質を多く欲するようになり、糖質の摂りすぎにつながる点も懸念されています。(※1)
糖代謝に影響を及ぼす
腸管も舌のように味覚があります。人工甘味料で腸管が甘味を感じたとき、はたらくのがインクレチンです。インクレチンはインスリン分泌を促すホルモンで、糖の吸収を促します。そのため、腸管の味覚を刺激する人工甘味料によって、糖代謝への影響が考えられるのです。(※1)
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