ライター : 相羽 舞

管理栄養士

喉の痛みを和らげる食べ物はある?

喉が痛いなか何か食べるなら、痛みを少しでも和らげる食べ物があったらいいですよね。これからご紹介する食べ物は、炎症を抑えたり、粘膜の健康維持や抵抗力を高めたりするはたらきから、喉が痛いときの食事に役立つことが期待できます。

それでは具体的にどんな食べ物があるのか見ていきましょう。(※1)

喉が痛いときにおすすめの食べ物6選

一覧

  1. 喉の炎症を鎮める「大根」
  2. 殺菌作用をもつ「はちみつ」
  3. 粘膜の健康維持に役立つ「れんこん」
  4. 喉の痛みを和らげる「しょうが」
  5. 抵抗力を高める「卵」
  6. ウイルスの付着を抑える「牛乳」

喉の炎症を鎮める「大根」

大根の辛み成分である「イソチオシアネート」には、抗炎症作用抗菌作用があります。そのため、喉の炎症によって痛みが出ているときにおすすめです。

イソチオシアネートは、すりおろしたり切ったりすることで生成されるため、喉が痛いときは、大根おろしにして食べるのがよいでしょう。(※1,2)

殺菌作用をもつ「はちみつ」

喉あめにも使われることが多いはちみつ。はちみつには大根と同じく殺菌作用炎症による症状を和らげる作用があります。また、はちみつの成分であるブドウ糖や果糖は消化吸収がよく、エネルギー補給にも役立ちます。

喉の痛みが辛いときは、飲み物に混ぜたり、大根おろしと一緒に食べたりするのがおすすめです。(※1)

粘膜の健康維持に役立つ「れんこん」

れんこんには、タンニンというポリフェノールが含まれています。タンニンには炎症を抑える作用があるため、喉の痛みを緩和するのに役立ちますよ。

そのほか、れんこんのぬめり成分には粘膜を強化するはたらきが、ビタミンCには粘膜の健康を維持するはたらきがあります。(※3,4)

喉の痛みを和らげる「しょうが」

血行をよくするはたらきで知られるしょうがは、喉の痛みやせき、たんなどを鎮める作用もあるとされ、風邪症状が見られるときに取り入れたい食べ物です。

すりおろしておかゆやうどんに加えたり、はちみつと合わせてお湯に溶かして飲んだりするのがおすすめです。(※1)
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