抵抗力を高める「卵」

卵に豊富なビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持や、抵抗力を高めるのに役立ちます。卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて含んでおり、「完全栄養食品」とも呼ばれます。

体内で利用効率のよい良質なたんぱく源として、卵をプラスすることで料理の栄養価を高められますよ。(※1,5)

ウイルスの付着を抑える「牛乳」

牛乳をはじめとする乳製品には、粘膜強化に役立つビタミンAが含まれています。料理に加えやすいほか、牛乳をそのまま飲むことで喉を潤し、粘膜にウイルスがつくのを抑える作用が期待できますよ。

温めた牛乳にはちみつを入れて飲むと、喉の痛みの緩和にも役立ちます。(※1,6)

喉が痛いときに避けたい食べ物4選

一覧

  1. 香辛料
  2. 酸味のあるもの
  3. 熱すぎる・冷たすぎるもの
  4. 塩分が強いもの
喉の痛みがあるときは、刺激の強いものを食べるのは避けましょう。香辛料が効いた料理や酸味の強いもの、極端に冷たい、熱いものは刺激が強く、塩分が多いものも痛みを助長するため注意が必要です。

また、食べ物ではありませんが、アルコールも直接喉の粘膜を刺激し、利尿作用によって粘膜の乾燥につながるため、喉が痛いときは控えましょう。(※1,7)

喉が痛いときの食事のポイント

ポイント

  1. 喉ごしがよい料理を選ぶ
  2. 消化のよいものを選ぶ
  3. 栄養と水分をしっかり摂る

喉ごしがよい料理を選ぶ

食べたときの喉の痛みをなるべく抑えられるような、やわらかく喉ごしのよい料理がおすすめです。具体的には、おかゆやうどん、豆腐、ゼリー、ヨーグルト、茶碗蒸しなど。固い食べ物は避け、細かく刻んだり、やわらかく煮たりと工夫しましょう。(※1,7)

消化のよいものを選ぶ

感染症が原因となる喉の痛みがあると、胃腸もダメージを受けている場合があります。そのため、消化のよいものを選ぶことが大切です。喉が痛くてなかなか食事が摂れずにいると、体力の低下につながるおそれも。消化がよく栄養のある食べ物を選ぶようにしましょう。(※1)
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