ナッツにはどんな栄養がある？ダイエット中におすすめの種類＆レシピ3選 (2ページ目)

フランス語ではノワゼットというヘーゼルナッツ。チョコレートとの相性が良いため、洋菓子に使われることが多いナッツです。ヘーゼルナッツはアーモンドの次にビタミンEが豊富。抗酸化作用があるビタミンEは、脂溶性のため油脂と一緒に摂取することで吸収率が上がりますよ。（※3,4,5,6,7,8,9）

ピスタチオの栄養の特徴

「ナッツの女王」とも呼ばれるピスタチオ。栄養の特徴としては、100gあたりに含まれるカリウムが970mgと豊富。カリウムは、血中のナトリウムを体外へ排泄する作用があります。そのため、血圧が高い方やむくみが気になる方におすすめのナッツですよ。（※8,13）

スイーツで人気のピスタチオの栄養とは？管理栄養士がレシピも紹介

スイーツでおなじみのピスタチオですが、実は体がよろこぶ栄養が豊富なんです。そんなピスタチオをスイーツだけでなく普段の料理にも取り入れてみませんか？ピスタチオに含まれる栄養や効率良く摂れる方法、おすすめレシピを管理栄養士が解説します。

ナッツを食べる際の注意点

注意点

食べ過ぎない
味付けされていないものを食べる
アレルギーに注意

ナッツ100gあたりのカロリーは、およそ600～750kcalと高カロリー。そのため、ついつい食べ過ぎないように気をつけてくださいね。また、甘い系からしょっぱい系まで、味付けのバリエーションはさまざま。塩分や糖分を取り過ぎないように、なるべく味付けされていないものを選びましょう。そして、ナッツはアレルギーの原因食品となるおそれがあります。食べてから少しでも違和感を感じたら、かかりつけ医に相談してください。（※3,4,5,6,7,8,14）

【Q＆A】ダイエット中におすすめのナッツは？

A：たんぱく質が豊富なアーモンドやカシューナッツ、カリウムが多いピスタチオなどがおすすめ。

ダイエット中は、筋肉の材料となるたんぱく質が不足しないことが大切です。たんぱく質が不足すると、筋肉量が減り基礎代謝が落ちて太りやすくなるうえ、冷え、むくみなどの原因となるおそれがあります。そのため、筋肉を増やすことが痩せやすい体づくりにもつながりますよ。

また、便秘やむくみが体重増加の原因になる場合があるため、腸内環境を整える食物繊維や、塩分を排出するカリウムが多いナッツもダイエット中におすすめですよ。（※13,15,16）

食べ過ぎには注意。ナッツダイエットをするときのポイントを管理栄養士が解説

ぽりぽりとした食感がおいしく、おつまみやおやつに人気のナッツ。健康的な作用や腹持ちのよさが噂され、ナッツダイエットが流行していますが、その反面カロリーが高いことでも知られています。果たしてナッツでダイエットは叶うのか、体へのはたらきを解説！食べるときの注意点もご説明します。

【Q＆A】ナッツを食べる量は一日にどれくらいが目安？

A：間食の適量である200kcalを目安にしましょう。

種類にもよりますが、ナッツ100gあたりのカロリーは約600～750kcalと高カロリー。アーモンドだけの場合はおよそ32g（32粒）、くるみだけの場合はおよそ28g（9かけ）です。ナッツによって目安となる量は異なるため、食べ過ぎにはくれぐれも注意してください。（※3,4,17,18,19）

【Q＆A】ナッツは毎日食べるとどうなる？体に良い？

A：ナッツは毎日食べてもとくに問題ありません。

アメリカのある研究によると、日常的にナッツを食べている人は、食べていない人に比べて肥満が25％少ないという報告があります。そのため、毎日継続してナッツを食べることは、メリットがあるといえます。

ただし、脂質が豊富なナッツは食べ過ぎると、消化不良を起こし軟便や下痢の原因となるおそれが。適量を守って摂ることを心がけてくださいね。（※20,21）

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