目次
小見出しも全て表示
閉じる
そもそもナッツはどんな食材?栄養的な特徴は?
ナッツとは、木の実の種子のことで、周囲に硬く食べられない外皮がありますよ。種子には、発芽に必要な栄養成分が蓄えられています。そのため、ナッツは栄養価が高いことでも知られています。
なかでも、不飽和脂肪酸が豊富で血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させる作用が期待できますよ。また、ナッツの種類にもよりますが、ビタミン類・ミネラル類、食物繊維なども含まれています。(※1,2)
なかでも、不飽和脂肪酸が豊富で血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させる作用が期待できますよ。また、ナッツの種類にもよりますが、ビタミン類・ミネラル類、食物繊維なども含まれています。(※1,2)
ナッツ類に含まれる栄養を比較!
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 | 食物繊維 | カリウム | 鉄 | ビタミンE | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アーモンド | 608kcal | 20.3g | 54.1g | 9.7g | 11.0g | 740mg | 3.7mg | 29.0mg |
くるみ | 713kcal | 14.6g | 68.8g | 4.2g | 7.5g | 540mg | 2.6mg | 1.2mg |
カシューナッツ | 591kcal | 19.8g | 47.6g | 20.0g | 6.7g | 590mg | 4.8mg | 0.6mg |
マカダミアナッツ | 751kcal | 8.3g | 76.7g | 6.0g | 6.2g | 300mg | 1.3mg | 微量 |
ヘーゼルナッツ | 701kcal | 13.6g | 69.3g | 6.5g | 7.4g | 610mg | 3.0mg | 18.0mg |
ピスタチオ | 617kcal | 17.4g | 56.1g | 11.7g | 9.2g | 970mg | 3.0mg | 1.4mg |
アーモンドの栄養の特徴
アーモンドはビタミンEが豊富なことで知られ、その含有量はナッツのなかでもトップクラス。ビタミンEは、強い抗酸化作用をもつため、体内の脂質の酸化を抑えてくれます。また、皮膚の新陳代謝を高めメラニンの排泄を促進するため、シミ・そばかす対策にも役立ちますよ。(※3,9)
くるみの栄養の特徴
上記のナッツのなかでは、もっとも糖質が少ないのはくるみです。くるみには、体内では作られない必須脂肪酸である「ω(オメガ)-3脂肪酸」が豊富に含まれています。ω-3脂肪酸は、血中コレステロール値を低下させHDL(善玉)コレステロール値を維持・上昇させたり、骨や歯の健康を維持したりするはたらきがありますよ。(※3,4,5,6,7,8,10)
カシューナッツの栄養の特徴
上記のナッツのなかで、カロリーおよび脂質が一番低いのはカシューナッツです。それに加えて、もっとも糖質と鉄が多いこともわかります。カシューナッツには、オレイン酸と呼ばれる一価不飽和脂肪酸が豊富。オレイン酸は、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やす作用があります。(※3,4,5,6,7,8,11)
マカダミアナッツの栄養の特徴
独特の食感がおいしいマカダミアナッツ。このなかで、もっともカロリー・脂質が高い特徴があります。マカダミアナッツには、不飽和脂肪酸であるオレイン酸やパルミトオレイン酸が豊富。血管を強く丈夫にするはたらきがあるパルミトオレイン酸は、植物のなかでマカダミアナッツにだけ唯一含まれていますよ。(※3,4,5,6,7,8,12)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。