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玄米を上手に炊く方法は?白米とは違う?
玄米とは、稲穂からもみがらだけを取り除き、ぬかや胚芽は残ったままの米のことを指します。一方、白米はもみがらだけでなく、ぬかや胚芽も取り除き精米されたものです。そのため、玄米は白米と比べて、ぬかや胚芽の栄養が豊富に含まれています。(※1)
ただし、玄米は白米よりも硬く炊きあがる特徴もあるので、白米と同じように炊くとうまく仕上がりません。
この記事では、玄米を上手に炊くコツを詳しくご紹介します。
ただし、玄米は白米よりも硬く炊きあがる特徴もあるので、白米と同じように炊くとうまく仕上がりません。
この記事では、玄米を上手に炊くコツを詳しくご紹介します。
玄米をおいしく炊くコツ・ポイント
- 時間をかけてしっかり浸水させる
- 白米より多めの水で炊く
時間をかけてしっかり浸水させる
玄米は、白米より硬く、吸水しにくい性質があります。したがって、米の芯まで浸水させるには、長時間しっかり浸す必要があるのです。白米の場合は、30分~1時間程度の浸水時間ですが、玄米は6時間~ひと晩かけて十分に水に浸しましょう。
特に水温が下がる冬場は、時間がかかります。急ぐ場合は、40℃程度のぬるま湯を使うと浸水時間を短縮できますよ。夏場は、傷み防止のため冷蔵庫で浸水させると安心です。
特に水温が下がる冬場は、時間がかかります。急ぐ場合は、40℃程度のぬるま湯を使うと浸水時間を短縮できますよ。夏場は、傷み防止のため冷蔵庫で浸水させると安心です。
白米より多めの水で炊く
白米は米の容積に対して1.2倍程度の水で炊きますが、玄米は、1.5倍程度の水が必要です。白米と同量の水で炊くと、硬くボソボソした食感になってしまうので、注意しましょう。
炊飯器に玄米モードがある場合は、白米と同様に内釜の玄米目盛りに合わせて水加減を調整すれば上手に炊けます。玄米モードがない場合は、1.5倍量を目安に水加減を調整してください。
炊飯器に玄米モードがある場合は、白米と同様に内釜の玄米目盛りに合わせて水加減を調整すれば上手に炊けます。玄米モードがない場合は、1.5倍量を目安に水加減を調整してください。
炊飯器を使う玄米の炊き方
調理時間
60分
炊飯器を使う玄米の炊き方をご紹介します。洗い方や浸水時間など、玄米の扱い方も詳しくみていきましょう。炊飯器に玄米モードがある場合、水分量や浸水時間などは、炊飯器の指示に従って炊いてください。
材料(2合分)
- 玄米 300g
- 水 540cc(玄米モードがある場合は、炊飯器の目盛りに合わせる)
独特の臭いが気になる場合は、食塩小さじ1/2杯を加えると臭いが抑えられます。
作り方
1.玄米を計量する
Photo by 馬原 香織
玄米を正確に計量します。米1合は約150gです。すりきり一杯を正確に量るのが重要ポイントです。
2.玄米を洗う
Photo by 馬原 香織
玄米の汚れを落とすため、水で洗います。かぶるくらいの水を入れ、2~3回手でこするように洗います。この工程を2~3回繰り返しましょう。白米のように研ぐ必要はありません。
3.浸水させて炊く
Photo by 馬原 香織
炊飯器の内釜に玄米を入れます。玄米モードがある場合は、平らな台に置いて炊飯器の玄米2合の目盛りまで水を加えて浸水させます。玄米モードがない場合は、540ccの水を入れてください。6時間~ひと晩程度浸水させるとよいでしょう。玄米モードで炊く場合、機種によって浸水が不要な場合もあるので、炊飯器の指示に従ってください。
浸水が終わったら、炊飯器のスイッチを押して炊飯を開始します。玄米特有の臭いが気になる場合は、炊飯する直前に食塩を少々加えてください。
4.蒸らしてかき混ぜる
Photo by 馬原 香織
炊きあがっても蓋を開けずに、10分ほど蒸らします。蒸らし終わったら、内釜の底からざっくりと混ぜ、蒸気を抜いてできあがりです。
玄米モードがある場合は、炊飯時間に蒸らし時間が含まれる場合があります。炊飯器により異なるため、取扱説明書を確認してください。
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