ライター : taki

料理家

白米より長持ち?玄米の保存期間

お米は、精製の段階によって名称が異なり、「玄米」は糠と胚芽を残したものを指します。一般的な白米は「精白米」と呼び、糠や胚芽を取り除き、胚乳だけ残した状態のものを指すそう。(※1)

精米された白米は、精米前に比べ空気に触れる部分が多いため、酸化劣化しやすいと言われています。そのため、大量に保存したいときは玄米の状態で保存することがおすすめ。また、玄米の鮮度を保ちおいしさをキープするには正しく保存するのが大切です。酸化と虫を防いで上手に保存してみませんか?

玄米を保存するときのコツ・ポイント

玄米を保存するときのコツ・ポイント

  1. 空気に触れないように密封して保存する
  2. 高温多湿を避けて低温で保存する
  3. 匂いの強いものと一緒に保存しない
玄米はジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜き、低温(できれば10℃以下)で保存しましょう。冷蔵庫の野菜室がおすすめです。また、常温保存を避けたほうがよい季節もありますが、高温多湿を避けた冷暗所での保存も可能です。

玄米の上手な保存方法

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冷蔵庫で保存する方法

玄米は保存袋に入れ、空気を抜いた状態で冷蔵庫(できれば野菜室)に入れます。開封後の玄米は、密閉容器に移してから冷蔵庫に入れましょう。特に、暑い季節は必ず冷蔵庫に入れてください。

保存期間の目安

精米した白米は、春から夏の気温が高い時期は1ヶ月程度、秋から冬の涼しい時期は2ヶ月程度が保存の目安です。(※2,3)

そこから考えると、玄米を冷蔵庫で保存する場合、気温が高い時期は2ヶ月程度、秋から冬の涼しい時期は3ヶ月程度を目安にするとよいでしょう。

冷暗所で保存する方法

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玄米を常温で保存する場合は、パントリーなどの風通しのよい冷暗所で保存してください。購入したままの状態では密閉されていないものが多いため、密閉容器に移し替えてから保存することも忘れずに。

秋〜冬は気温が低いため、冷暗所での保存でも問題ありませんが、春〜夏の気温が高い時期は冷蔵庫での保存がおすすめです。

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