冷蔵保存方法と賞味期限・日持ち

カヌレを冷蔵保存する際は、ひとつひとつラップに包み、ジップ付き保存袋など密閉できる保存袋や保存容器に入れて冷蔵庫へ。ラップで包むことで食感が損なわれにくくなります。

温度変化によって結露が生じやすいため、冷蔵庫のドア付近で保存するのは避け、奥側に置くようにしましょう。冷蔵保存したカヌレの保存期間の目安は3~4日です。

冷凍保存方法と賞味期限・日持ち

冷蔵保存と同じく、ひとつひとつラップで包み、密閉できる袋・容器に入れて冷凍庫へ。保存期間の目安は2週間~1ヶ月ですが、長く保存すると風味が落ちるので、2週間以内に食べるのがおすすめです。

解凍の際は常温で自然解凍するほか、冷蔵庫で半日置きゆっくりと解凍するとよりおいしく戻せます。時短したい場合は、電子レンジ600Wで30秒程度温めてから、トースターで3分程度焼くといいですよ。

期限切れのカヌレはいつまで食べられる?

「賞味期限切れ」なら傷んでいなければ食べられる

食品には「賞味期限」か「消費期限」のどちらかが設定されていることが多いですが、「賞味期限」は記載の年月日までその食品をおいしく食べられる期限のこと。

「消費期限」が設定されている食品が期限切れになった場合は、安全のためにも食べるのは控えるべきです。しかし、「賞味期限」が設定されている場合、未開封で正しい保存法を守った状態で傷んでいなければ、期限切れでも食べられることがありますよ。(※1)

賞味期限切れからいつまでOKか

賞味期限は一般的に、検査によってわかった「可食期間(最大で保存可能な日数)」に1未満の「安全係数」をかけて設定されています。もともと安全に食べられる期間に係数をかけることで、さらに安全性を高めているんですね。

仮に安全係数を0.8とした場合、賞味期限3日のカヌレの可食期間は3.75日、賞味期限5日であれば6.25日です。もともとの期限が短い分、可食期間も短めに。

期限切れから1日程度はもつかもしれませんが、安全においしく楽しむためにもなるべく早く食べきるべきでしょう。(※2)

傷んで食べられないカヌレの見分け方

傷んだカヌレの状態

  1. カビが生えている
  2. 変色している
  3. 半分に割ったとき糸を引く
  4. 納豆のようなにおい、腐敗臭などがする
  5. 食べるとやわらかくねっとりとしている
  6. いつもとは違う味わい・酸っぱい味がする
カヌレが傷むと上記のような特徴があらわれます。カヌレはカラメルでコーティングされているため、外側からは状態がわかりにくいのが難点。傷んでいるかどうかは手で割って、中身をよく確認して判断してください。

チェックして少しでも普通と違うと感じた場合は、安全のためにも破棄することをおすすめします。

カヌレをアレンジしておいしく食べる方法

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