5. 容器から取り出してカットする

Photo by akiharahetta

時間になり、冷え固まったのを確認したら、容器から取り出しましょう。底部分に丸みのある容器にすると、プルンと簡単に出せますよ。

取り出したら、ナイフで8等分にカットしてください。と同時にオーブンの予熱を180℃でスイッチオン!

6. 20分ほどオーブンで焼く

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天板にオーブンペーパーを敷き、カットしたカスタードを並べ、表面に水溶き卵黄を塗ります。1で取り出しておいた卵黄に同量の水を足して、水溶き卵黄を作ってくださいね。

180℃に予熱したオーブンで20~25分焼きます。

※オーブンにより焼き時間が異なります。様子を見て調整してください。

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表面にこんがりとしたいい焼き色が付いたらできあがり。「焼きミルク」の完成です。うわ~!なんておいしそうな見た目。食べるのが待ちきれません。

肝心の味は、フレンチトーストやプリンのような…?

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温度で変わる食感

  1. 焼きたては「ふわふわぷるぷる」
  2. 冷めると「しっとり」
焼きたてはやわらかくふわっふわ、冷めるとギュッと引き締まります。間を取り、少し冷まして粗熱を取った状態で実食してみることにしました。

パクっと口に運ぶと、口内はやさしいミルクと卵の風味でいっぱいに。フレンチトーストのようであり、焦げ目は焼きプリンの上部のようでもあり、たしかに「焼きミルク」という名前がぴったりです。

意外にもさっぱりしており、何個でも食べれてしまうおいしさですよ。

コーンスターチは重要!こんなハズじゃなかった失敗例

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「焼きミルクって、要は焼いたカスタードだよね?」そう思い、最初は無塩バターを使ったカスタードクリームを焼いてみたところ、ぺっちゃんこになってしまいました。

バターが溶け出し、ご覧のような悲しい結果に……。カスタード自体がやわらかかったのも良くなかったようです。コーンスターチをたっぷり使って、しっかり硬めのカスタードを作ってくださいね。

揚げるとスペインの郷土料理「レチェ・フリータ」に

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焼きミルクはオーブンで焼きますが、油で揚げるとスペインの郷土料理「レチェ・フリータ」になります。スペイン語で「揚げミルク」という意味のお菓子です。

これはヒットの予感?食べるとハマる焼きミルク

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コーンスターチさえあれば、あとは冷蔵庫にあるもので作ることができる「焼きミルク」。油脂分はスライスチーズに含まれる分だけなので、意外にもさっぱりした味わいに驚くはず。

やさしいカスタード味で、子供にも喜ばれそうなスイーツですね。おもてなしに出したら、話に花が咲きそうな予感!もしかしたら、今年のヒットスイーツになるかもしれません♪
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