クッキーで大検証!焼き上がりを比較

基本レシピ

  1. 薄力粉……100g
  2. 抹茶……5g
  3. 粉砂糖……40g
  4. 溶き卵……1/2個分(約26g)
  5. バター(無塩)……50g
詳細レシピはこちら▼
抹茶パウダーで作るクッキーのレシピで、抹茶の分量を緑茶パウダー、グリーンティー、抹茶ラテに変えて作ってみました。

焼成前の状態を見てもわかるように、色の濃さがまったく違いますね。抹茶ラテを使用したものが一番薄いように見えます。また、同じ時間冷蔵庫で寝かせた生地を切りましたが、抹茶パウダー以外のクッキーは少々ベタついた印象でした。

抹茶パウダー

焼く前よりひと回り大きくなったものの、生地がだれている様子はなくきれいに焼き上がっています。

抹茶の香りとほろ苦さが口いっぱいに広がる、やさしい甘さのクッキーに仕上がりました。クッキーらしいサクッほろっとした食感です。

緑茶パウダー

焼き上がる前と比較すると、生地がだれて高さが低くなってしまいました。

抹茶パウダーのクッキーと比較すると色が非常に薄くなりました。甘味自体は抹茶クッキーとほぼ変わりませんが、お茶の香りはやや薄く感じました。

グリーンティー

こちらも焼いている間に生地がだれてしまい、横に広がってしまいました。色も緑茶パウダーと同様に薄い色に焼き上がっています。

味は粉末自体に砂糖が入っているので、甘味が強く感じられました。

抹茶ラテ

こちらも焼成後の生地がだれてしまいました。色は4つの中でもっとも薄くなっています。

味わいは、一番甘みが強く感じられ、まろやかな風味。一方、抹茶の香りは一番控えめな印象です。抹茶の苦味が苦手な方やお子様にはちょうどよいかもしれません。

生地がだれてしまった3種類のクッキーは、抹茶と比べてザクザクした食感に仕上がりました。

抹茶パウダーの代用品は分量に注意!

Photo by macaroni

比較した結果、抹茶パウダーは同量での代用はむずかしい!という結果となりました抹茶以外のパウダーでも多少風味や色を加えることは可能でしたが、同量で代用するとかなり薄い仕上がりになります。また、抹茶以外の原材料が入っているせいか、生地の状態も変わってしまいました。

もし、抹茶パウダーが手元になくてほかのもので代用しようと考える場合は、少々多めに加えて作ってみるか、使用するパウダーを使うレシピを参考にしてみるとよいかもしれません。

今回はクッキーを作って実験をおこないましたが、パウンドケーキやプリン、パンなど作るものを変えると、また違う結果が出ると思います。皆さんもいろいろ試して、自分好みの味を見つけてみてください。

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