4位 ナマコ(34票)

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ナマコは棘皮(きょくひ)動物に属するウニやヒトデの仲間。世界に約1500種、日本には約200種が生息しており、国内で食用とされているのは赤ナマコ、黒ナマコ、青ナマコが主流です。

見た目が独特なので嫌厭されがちですが、実は栄養豊富な優秀食材。きちんと下処理をすれば、クセがやわらぎ食べやすくなりますよ。定番料理はなまこ酢ですが、おろし和えやアヒージョにするのもおすすめ。

5位 ホヤ(33票)

ホヤは貝だと思われがちですが、生物学的には脊索(せきさく)動物の一種だそう。形がランプシェード(火屋 / ほや)に似ていることからその名がついたと言われており、凹凸の形状により「海のパイナップル」とも呼ばれています。

あまりなじみのない食材なため、抵抗を持つ人が多い様子。しかし噛めば噛むほど味の奥行きが広がり、ハマる人はとことんハマる食べ物です。味噌漬けや天ぷらで食べるのが一般的。

6位 ドリアン(32票)

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「フルーツの王様」や「悪魔のフルーツ」とも呼ばれるドリアン。強烈なにおいから嫌悪感を持たれがちな果物ですが、鮮度の高いドリアンは濃厚なカスタードクリームにブランデーを少し垂らしたような味がします。

あまりのおいしさから、ドリアンの名産地マレーシアでは「ドリアン食べたさに借金をする」と言われるほど。とろけるようなまったりとした舌触りや甘美な味わいは、一度口にするとやみつきですよ。

7位 白子(29票)

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白子とは、フグ、サケ、タラ、アンコウなどの精巣を指します。オスからしか取れないことと、一匹あたの収穫量が少ないことから、「珍味」として扱われている食材です。

サッとゆでて、もみじおろしとポン酢をかけて食べるのが定番。天ぷらや味噌汁にする食べ方も人気です。

見た目は独特ですが、クリーミー口当たりはほかに類を見ないおいしさ。

8位 くさや(28票)

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くさやは干物の一種で、伊豆諸島の特産品として有名です。開いた鮮魚を「くさや液」と呼ばれる発酵液に浸け込み、天日干しをして作ります。

独特なにおいがあり、世界で5番目に臭い食べ物として定着。なお1番目はシュールストレミング(ニシンの塩漬け)、7番目は納豆とのこと。

その強いにおいがありながら食べ継がれているのは、やはり味が良いから。凝縮された旨みがあり、日本酒と相性抜群です。

9位 豚足(27票)

豚足とはその名の通り、豚の足先部分のこと。中国や台湾などのアジア圏では一般的な食材で、日本では沖縄や鹿児島の奄美地方などでよく食べられています。

見た目のインパクトが強いため、苦手意識を持たれがちですが……。プルプルの食感と濃厚な旨みは、一度味わったらクセになりますよ。

煮込んでも良し、グリルで焼いたりスープに入れたりしてもOK。ハムや煮こごりにするのもおすすめです。
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