サワークリームでワンランク上の仕上がりに

濃厚さと酸味、そしてなめらかさのバランスが命のベイクドチーズケーキに欠かせないのがサワークリーム。こってりとした口当たりとまろやかな酸味は、レモン果汁やヨーグルトでは出せない味わいです。サワークリームはスーパーで簡単に手に入るので、本格的なベイクドチーズケーキにするためにも、ぜひ一度使ってみてください。

空気を入れない努力でキレイな焼き目に

きれいな焼き目に仕上げるなら、空気をなるべく入れないように材料を合わせましょう。加熱するとアパレイユの中にある空気が外に逃げようとするため、たくさん空気の入った生地だとベイクドチーズケーキの表面に泡の跡が残ってしまいます。混ざればOKな生地ですが、静かにすり混ぜるように合わせると、より美しく焼き上がります。

焼きすぎ注意!濃厚なめらかな食感は焼き加減で決まる

生焼けが心配で必要以上に焼きすぎると、どんな良いレシピでもボソボソした口あたりの悪い仕上がりになってしまいます。オーブンを使うケーキには、焼成後も余熱が入ります。プルっと弾力がある揺れ方をしたら、すぐにオーブンから出しましょう。プリンを焼いたことがある方は、同じ要領で焼き加減を判断してもらえればOKです。

冷凍すればきれいにカットできる

濃厚なベイクドチーズケーキほど、カットの難易度は上がります。紹介したケーキは冷凍可能なので、一度冷凍して固くなった状態でカットするのも良いでしょう。キレイな断面になりますよ。熱湯で温めた牛刀のような大きめの包丁でカットするのがおすすめです。

簡単派に!おすすめベイクドチーズケーキレシピ3選

1. ジャムを添えて。なめらかベイクドチーズケーキ

クリームチーズとパルメザンチーズでコクと塩気をプラスする、チーズのうまみを存分に味わえるひと品です。つなぎとなる粉類が少ないので、なめらかな食感に。甘さ控えめなのでフルーツソースやジャム、アイスクリームのトッピングとも好相性です。しっかり冷やしてケーキを落ち着けることで、よりなめらかな食感を楽しめます。

2. ヨーグルトで。さわやかベイクドチーズケーキ

Photo by macaroni

ヨーグルトのさわやかさが際立つあっさりタイプのベイクドチーズケーキです。ベーキングパウダーを含むホットケーキミックスを使うことで、ベイクドチーズケーキには珍しいふんわり軽い食感に仕上がります。あっさりした味わいとマッチする食べやすい食感で、食後のデザートにもピッタリです。

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