
ライター : 田中奈津子
国際中医薬膳師
『…35才からの美薬膳…』薬膳のエッセンスを世界のお料理にのせ、楽しみながらココロと体を調えていく”美薬膳ごはん”をご提案します。都内にて薬膳class「WALNUTS KITCHEN」を主宰。
きな粉は手作りできる!
きな粉餅やそのほかの和スイーツによく使われるきな粉。あまり知られていないようですが、実は大豆で作られています。
また、大豆が原料のきな粉はデトックスにもよいです。薬膳では体にむくみが出たときに不要な水分を出すデトックス食材として、大豆をよく使います。ご家庭に乾燥大豆があれば、ぜひおいしいきな粉を作ってみてくださいね。
また、大豆が原料のきな粉はデトックスにもよいです。薬膳では体にむくみが出たときに不要な水分を出すデトックス食材として、大豆をよく使います。ご家庭に乾燥大豆があれば、ぜひおいしいきな粉を作ってみてくださいね。
そもそもきな粉はどのように作られている?
きな粉の原材料は黄大豆です。炒った黄大豆を粉砕してパウダー状にしたものがきな粉。黄大豆を炒る時間により、きな粉の色の濃淡や香ばしさが異なります。工場で大量生産される場合は回転式の大きな焙煎機を使い、220度で約30秒ほどロースト。そのあと粉砕して、きな粉が作られます。
ミルサーで撹拌する。自家製きな粉の作り方
ミルサーを使い、あっという間に作れる手作りきな粉のレシピです。炒る、冷ます、撹拌の3ステップ。大豆が余ったときに自家製きな粉をぜひ作ってみてください。手作りならではのきな粉の香ばしさが楽しめますよ。
材料と必要な道具(大豆50g分)
・大豆……50g
・ミルサー
・フライパン(空炒りができるもの)
・ゴムべら、木べらなど
・ミルサー
・フライパン(空炒りができるもの)
・ゴムべら、木べらなど
作り方
1. 大豆を空炒りする
フライパンに油をひかない状態で、大豆を7〜8分炒ります。このとき焦げないよう時々混ぜます。
2. 火を止める
画像のように大豆が黄色〜褐色にこんがりと色づいてきます。大豆の皮がさけて芳ばしい香りがたってきたら火を止めます。
3. 粗熱を取る
平皿に大豆を広げて粗熱を取ります。
4. ミルサーに大豆を入れる
備え付けのカップに大豆を入れてミルサーにセットします。
※機種によって粉砕限度量が異なるので注意を守りましょう。
※機種によって粉砕限度量が異なるので注意を守りましょう。
5. ミルサーで粉砕する
ミルサーで約30秒間、大豆を粉砕します。
※機種により連続粉砕時間が異なるので注意を守りましょう。
※機種により連続粉砕時間が異なるので注意を守りましょう。
6. 上下左右に軽く振る
均一に粉砕できるよう、大豆を入れたカップを上下左右に軽く振ります。
7. 再びミルサーで撹拌する
さらに約30秒間ミルサーで大豆を粉砕します。
※機種により連続粉砕時間が異なるので注意を守りましょう。
※機種により連続粉砕時間が異なるので注意を守りましょう。
8. お好みの細かさになったらできあがり
工程の6、7を繰り返して好みの細かさになればきな粉のできあがりです。
コツ・ポイント
炒り大豆はオーブンでも作れる?
オーブンでも炒り大豆を作ることができます。160度にオーブンを予熱し、天板に200ccの水を張ります。耐熱容器に乾燥大豆を入れて約30分加熱。10分ごとに大豆をかき混ぜて焦がさないよう気をつけましょう。黄色〜褐色に色づけばできあがりのサインです。