
ライター : ちあき
育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる
大豆の基本の戻し方
では、乾物の大豆を水で戻す基本的な戻し方をご紹介しましょう。
大豆を洗う
大豆は水に浸す前に水でよく洗いましょう。洗う時にはボウルなどに入れ、皮が破れないよう手でやさしくかき混ぜるようにして30秒ほど洗ってください。再度水を取り替えて洗い、これを全部で2~3回繰り返します。
この作業中にボウルに浮き上がってきた豆があれば、それは未成熟な豆で、中が空洞のことがありますから取り除いておきましょう。ほかにも埃、欠けた豆、しなびた豆など状態の悪い豆は取り除いておくと、煮あがりがムラになりにくくなります。
また、水を注いだ時に泡立つことがありますが、これはサポニンという成分が水に溶け出しているから。そのため泡が出てきても大丈夫です!
水に浸す
次に、大豆の量の3~4倍の水に浸しましょう。この時に少ない水では吸収状態にムラができてしまいます。豆に十分な水分を吸わせると、茹でる際に熱が豆全体に伝わりやすくなり、煮えムラを防ぎます。ふっくらと早く茹で上げるためにもたっぷりの水に浸しましょう。
戻し時間
戻す時間は豆の種類、保存期間、水温等によっても変化しますが、一晩(6~8時間)水に浸しましょう。見た目にしわがなくふっくらと戻っていれば大丈夫です!豆の大きさが約2倍に膨らむまでを目安にしてください。
圧力鍋で簡単!大豆の戻し方
簡単に手間なく大豆を戻したい場合は、圧力鍋がおすすめです。分量は「大豆:水」が「1:3」ですから、覚えやすいですよね。
まず、大豆をやさしく洗い、水と一緒に鍋に入れ、火にかけます。圧力がかかってから弱火で5〜10分で火を止め、圧力が下がるまで待てばできあがりです。圧力が下がってからも、蓋をしたまま置いておくと、その分、豆が柔らかくなりますよ。
大豆の煮方
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