【Q&A】トマトを食べ過ぎると太る?

A:トマト100gあたりのカロリーは20kcal、ミニトマトは30kcalと低く、太りにくい食材です。

ただし、トマトをパスタやパンと組み合わせる場合は注意が必要。パスタやパンには糖質が豊富で、過剰摂取すると肥満につながります。ダイエット中はトマトの食べ過ぎだけでなく、食材の組み合わせにも気を付けましょう。(※4,12)

【Q&A】トマト・ミニトマトは一日にどれくらい食べていい?

A:トマトをはじめとする緑黄色野菜は、一日に120gほど摂るのが理想的です。大玉のトマトなら1/2個、中玉のトマトなら1個程度食べると、この目標を達成できますよ。ミニトマトなら12個が目安です。

なお、ピーマンやにんじんなど、ほかの緑黄色野菜を摂る場合は、トマトを食べる量を加減してかまいません。(※13,14,15)

【Q&A】トマト・ミニトマトは何個からが食べ過ぎ?

A:野菜の摂取目標量に上限は定められていませんが、女性は副菜(主材料が1皿あたり70g)を一日に5~6皿摂るのが目安です。トマトのみであれば、中玉トマトでは約3個、ミニトマトでは約42個に相当する量ですが、目安量を超えるため食べ過ぎにつながるおそれが。

なお、副菜の目安量はトマトだけでなく、ほかの野菜類やきのこなどのおかずも含みます。さまざまな栄養を摂るためにも、副菜の食材がトマトに偏らないようにしましょう。(※14,15,16)

トマトの加工品の食べ過ぎにも注意

加工用トマトはリコピンが豊富なので、トマトジュースやケチャップはリコピンを効率よく摂れる食材です。ただし、ケチャップにはむくみの原因となる塩分が多く含まれるため、摂り過ぎないようにしましょう。

また、ドライトマトは栄養が凝縮されているものの、生のトマトより高カロリー。ドライトマトの糖質量は100gあたり45.6gと多いため、食べ過ぎると肥満につながるおそれがあります。(※4,12,17,18,19)

食べ過ぎなければ優秀な食材!トマトの栄養と効果効能

トマトの栄養と効果効能

  1. きれいな肌作りをサポートする「リコピン」
  2. 老化対策に役立つ「β-カロテン」
  3. 皮膚の健康を維持する「ビタミンC」
  4. むくみ対策に役立つ「カリウム」

きれいな肌作りをサポートする「リコピン」

食べ過ぎには注意が必要なものの、トマトには美容や健康に役立つ栄養が豊富。トマトの代表的な栄養素であるリコピンは、カロテノイドの一種で、赤色の天然色素です。

リコピンはメラニンの生成を抑える作用があり、シミ対策に役立ちますよ。また、抗酸化作用をもつため、活性酸素が抑制され、健康な肌を保つのに役立つ成分でもあります。(※20)
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