ライター : 相羽 舞

管理栄養士

ミニトマトのカロリーや糖質量

種類重量カロリー糖質量
ミニトマト1個10g3kcal0.6g
ミニトマト1パック(14個)155g47kcal9.0g
(※1,2)

トマトと比べると

種類重量カロリー糖質量
ミニトマト100g30kcal5.8g
トマト100g20kcal3.7g
(※1)
100gあたりで比較すると、ミニトマトはトマトよりもカロリーや糖質量が高いです。これは、トマトのほうがミニトマトよりも水分量が多いため。大きな差ではありませんが、少しでも摂取カロリーを抑えたい場合はトマトを選ぶのがおすすめです。

ほかの野菜と比べると

種類重量カロリー糖質量
ミニトマト100g30kcal5.8g
なす100g18kcal2.9g
ピーマン100g20kcal2.8g
きゅうり100g13kcal1.9g
(※1)
ほかの夏野菜と100gあたりで比較すると、ミニトマトはもっとも高カロリー・高糖質。とくに糖質量はなすやピーマンの約2倍、きゅうりの約3倍に相当します。

ダイエット中はミニトマトばかり食べるのは避け、ほかの低糖質な野菜と組み合わせましょう。

ミニトマトの栄養と効果効能

トマトの栄養(強調表示)

  1. 肌をきれいに保つ「ビタミンC」
  2. 抗酸化作用がある「β-カロテン」
  3. 塩分の排出を促す「カリウム」
  4. 整腸作用がある「食物繊維」
  5. 血管の健康維持に「リコピン」

肌をきれいに保つ「ビタミンC」

ミニトマト100gあたりには、ビタミンCが32mg含まれています。コラーゲンの合成に関わるビタミンCは、皮膚の健康を保つ作用があります。ビタミンCの成人における摂取推奨量は一日に100mgなので、ミニトマト100gを食べると約30%を補えますよ。

ビタミンCは水溶性ビタミンのひとつであり、過剰に摂っても尿とともに排泄されてしまいます。毎日継続して摂取するようにしましょう。特にたばこを吸う人や、暑さや寒さを感じやすかったり、働きすぎたりしてストレスを受けることが多い人ほど、体内でビタミンCが消費されています。積極的に摂り入れてくださいね。(※1,3,4)

抗酸化作用がある「β-カロテン」

ミニトマト100gあたりには、βーカロテンが960μg含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変換されて作用する栄養素です。ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保ったり、いろいろな細胞の増殖や分化に関係したりしています。

そのほかにも、β-カロテンには有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用や、免疫を増強するはたらきがありますよ。(※1,5)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ