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塩分の排出を促す「カリウム」
ミニトマト100gあたりには、カリウムが290mg含まれています。カリウムには体内の塩分を排出してくれるはたらきがあるため、塩分の摂り過ぎ対策に役立ちます。外食が続いたときや、調理済み食品をよく食べる人や、濃い味付けが好きな人におすすめの栄養素です。
カリウムは水溶性で、煮たりゆでたりすると水に溶け出すので、生のまま食べられるミニトマトは効率よくカリウムを摂れる食材です。水溶性の性質を活かして、スープごといただくことでカリウムを摂取する方法もありますよ。(※1,6,7)
カリウムは水溶性で、煮たりゆでたりすると水に溶け出すので、生のまま食べられるミニトマトは効率よくカリウムを摂れる食材です。水溶性の性質を活かして、スープごといただくことでカリウムを摂取する方法もありますよ。(※1,6,7)
整腸作用がある「食物繊維」
ミニトマト100gあたりには、食物繊維が1.4g含まれています。整腸作用がある食物繊維を積極的に摂ることで、便秘対策に役立ちますよ。
ミニトマトには、腸のぜん動運動を促して便通をサポートする不溶性食物繊維、糖質の吸収を抑える水溶性食物繊維の両方が含まれています。(※1,8,9)
ミニトマトには、腸のぜん動運動を促して便通をサポートする不溶性食物繊維、糖質の吸収を抑える水溶性食物繊維の両方が含まれています。(※1,8,9)
血管の健康維持に「リコピン」
トマトの特徴的な栄養素のリコピンは、赤色やオレンジ色の天然の色素成分のひとつ。β-カロテンの仲間であるリコピンには抗酸化作用があり、その強さは同じ作用を持つビタミンEの100倍以上といわれています。抗酸化作用によって血管中の悪⽟コレステロールの酸化を抑えられるため、血管の健康維持に役立つことが期待できます。
リコピンを含む食品を油と合わせたり、加熱したりするとリコピンの吸収率がアップしますよ。リコピンを効率的に摂りたいという方は加熱してトマトソースにしたり、カレーやスープなどと一緒に煮込んだりするのもいいですね。(※10,11)
リコピンを含む食品を油と合わせたり、加熱したりするとリコピンの吸収率がアップしますよ。リコピンを効率的に摂りたいという方は加熱してトマトソースにしたり、カレーやスープなどと一緒に煮込んだりするのもいいですね。(※10,11)
トマトとミニトマトの栄養価の違い
種類 | 重量 | ビタミンC | β-カロテン | カリウム | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ミニトマト | 100g | 32mg | 960μg | 290mg | 1.4g |
トマト | 100g | 15mg | 540μg | 210mg | 1.0g |
ミニトマトはトマトより高カロリー・高糖質ですが、栄養価が高いというメリットがあります。とくにミニトマトに含まれるビタミンCやβ-カロテンの量は、トマトの約2倍です。
摂取カロリーを抑えたいときはトマトを、栄養を効率よく摂りたいときはミニトマトを選んでみてはいかがでしょうか。
摂取カロリーを抑えたいときはトマトを、栄養を効率よく摂りたいときはミニトマトを選んでみてはいかがでしょうか。
糖質制限中は注意?ミニトマトを食べ過ぎると太るのか
前述したように、ミニトマトはトマトと比べて高糖質。とはいえ、ミニトマトの糖質量やカロリーは主食類やいも類より低く、ミニトマトが原因で太る可能性は低いと考えられます。
糖質量が気になる方は、ミニトマトを調理する際に砂糖を使わないようにするのがおすすめ。とくに砂糖漬けにするのは控えましょう。(※1)
糖質量が気になる方は、ミニトマトを調理する際に砂糖を使わないようにするのがおすすめ。とくに砂糖漬けにするのは控えましょう。(※1)
ダイエット中にミニトマトを食べるなら
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。