
ライター : 4575
子育てフードライター
小学生の子どもを持つママ、4575です。家事や仕事に忙しくてもおいしいごはんを作りたい!とレシピを日々研究中。作り置きや時短料理など、毎日のお料理を楽しく作るレシピをたくさん紹…もっとみる
キンパとは
キンパとは、「韓国風海苔巻き」のこと。ごま油で味付けしたごはんと具材を海苔で巻いて作ります。韓国語では「キム=海苔」「パブ=ごはん」を意味し、カタカナでは「キンパ」「キムパプ」「キンパプ」などと記載されることがありますが、いずれも同じものを指します。
“キンパ” と “日本の海苔巻き” どちらが先に作られた?
韓国発祥と日本伝来の説がある
キンパは、韓国で発祥したとされる説と日本から韓国に伝来したというふたつの説があります。韓国発祥説は、伝統的な風習に海苔にごはんを巻いて食べるものがあったからというもの。もうひとつは、日露戦争のときに日本人から伝えられたという説。
ただし、いずれも根拠が示されていないため、明確にどちらが発祥かはわかっていません。
ただし、いずれも根拠が示されていないため、明確にどちらが発祥かはわかっていません。
日本の海苔巻きとの違い
キンパと日本の海苔巻きは、一見するとそっくり。ですが、大きく分けてふたつの違いがあるんです。ひとつ目はごはん。日本の海苔巻きは酢飯で作るのに対し、キンパはごはんにごま油を混ぜて作ります。ふたつ目は具材。日本の海苔巻きが刺身を中心とする生ものメインなのに対し、キンパはナムルやたくあんなど加熱した具材を使う点に違いがあります。
韓国ではキンパをいつ食べる?
韓国では、ピクニックや遠足のようなレジャーでキンパを食べることが多いです。お弁当の代表的なメニューのひとつで、日本のおにぎりのようなもの。持ち歩きしやすく、食べやすいことが理由とされています。また、同様の理由から、忙しいときにさっと食べられるファストフード的な存在としても親しまれています。
本場韓国キンパの主な具材
キンパの具材は家庭や地域によって異なりますが、以下のような具材を使うことが多いです。
キンパの主な具材
- たくあん
- にんじん
- ごぼう
- きゅうり
- 卵焼き
- カニ風味かまぼこ
- 牛肉
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。