ライター : yuri

フードコーディネーター/フードスペシャリスト

食品メーカーの商品開発に長年従事。現在はオンラインで働きながら、ライティング活動もしています。macaroniライターを通じて、食に関するさまざまな情報をお届けします。

市販ゼリーの賞味期限はどのくらい?

市販ゼリーの賞味期限は、その作り方や材料によってさまざまです。真空パックされているような容器に入ったゼリーは、未開封の状態で6カ月~1年程度と長い賞味期限が設定されています。これは腐敗の原因になる微生物の発生を抑えるための保存料や酸化防止剤がはいっており、菌が入らないようにきちんと密閉された状態で包装されているためです。

百貨店やネット販売などで購入できる市販ゼリーについては、常温保存できる商品の取り扱い数が多いので、お中元などの贈り物にしたい場合はおすすめですよ。

逆に、添加物が入っていないものや、生のフルーツなどを使った家庭で手作りしたものは、2日前後が目安になり、消費期限として表記されています。保存方法についても、生モノの扱いになるので、要冷蔵のものが多いです。

商品で確認!

参考の賞味期限として、みなさんも一度は食べたことがあるような商品をいくつか確認してみました!

食べきりサイズや移動中に便利な飲料形態のゼリーなどを製造している「マンナンライフ」の蒟蒻ゼリーは、商品によっても差がありますが150〜180日ほど、マンナンGOは1年の賞味期限があるようです。

みずみずしいごろっとしたフルーツがたっぷり使われている商品などを製造している「たらみ」のゼリーは、製造日から6カ月、10カ月、1年ほどの賞味期限のものがありました。

保存状態にもよるので食べる前の確認は大切

もちろん記載されている期限だけ判断できるものではなく、保存方法によっても安全においしく食べられる期限が変わります。正しい保存方法を守らないと、たとえ期限内で未開封だった場合でも、早く劣化してしまうことがあるので、気をつけましょう!

商品ごとに保存方法も異なるので、商品のパッケージやラベルに記載されている項目を確認してみてくださいね。例えば、市販ゼリーでは「冷蔵保存」や「直射日光・高温多湿を避け、冷暗所で保存する」と書かれていることが多いですよ。

日持ちするゼリーと日持ちしないゼリーの違い

日持ちするゼリー

いろいろな商品を比較してみると、「日持ちするゼリーには、一体どんな添加物が入っているんだろう」「商品ラベルにあった聞き慣れない物質は、何のためにはいっているの?」など、気になる方もいるのではないでしょうか。

市販のゼリーには、商品によって種類や添加量もさまざまですが、主に「酸味料、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸化防止剤(ビタミンC)、香料」などの添加物が含まれています。酸味料は、使用する果物などの原料によって差が出る自然の酸味を調整するために使用され、レモンに含まれるクエン酸を使用している場合も。

ゲル化剤や増粘剤は、粘り気やゼリー特有の固さをだすために使用。酸化防止剤は、時間が経つと酸化で劣化が進んでしまう食品の品質低下を抑制するために使用されています。香料は、その名のとおり香りをつけたり、自然の香りをさらに補強したりする目的で使用されますよ。

もちろんメーカーによっては、これらの添加物以外のものを使用、まったく入っていない無添加のものもあります。一概にすべての添加物が身体に悪いものというわけではなく、ゼリーを作るためには必要で、おいしさを保持するための必要最低限の量です。

国内で販売されている商品については、安全性に問題がないと国の機関で判断された添加物等を使用していますので、商品の原材料情報を見て、正しく判断しましょう!

日持ちしないゼリー

日持ちしないゼリーの期限については、店頭や通販であれば翌日~2日程度とされている場合が多くあります。これは、日持ちするゼリーについて解説した「品質を保持する目的の添加物」が入っていないためです。

さらに、生洋菓子店ではよく熟した生のフルーツを使用していたり、完全に密閉されていない容器で作られていたりすることも理由として挙げられます。

例えば、フルーツゼリーも有名な千疋屋の商品を確認したところ、通販で販売されている一部のゼリーの賞味期限は「到着後1~2日」と記載されていました。生のフルーツを使用し、職人が手作りしているため、あまり日持ちはしませんが、おいしいうちになるべく早く食べることが大切ですね♪
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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