ライター : macaroni 編集部

寺井幸也さん考案!桜を見ながら食べたい「お花見いなり」

Photo by macaroni / 寺井幸也

2022年も春本番。いよいよソメイヨシノが開花し、各地の名所にお花見客が集まっています。お花見といえば、欠かせないのがお弁当。おいしいものを食べたいのはもちろんですが、できれば見た目も華やかにして、目でも楽しみたいものですね。

そこで本企画では、華やかな料理を得意とし、自身のお店「YUKIYAMESHI」でも映えるいなり寿司を提供している人気フードクリエイター 寺井幸也さんに、花見弁当にピッタリな「お花見いなり」のレシピを教えてもらいました。前編(本記事)と後編でひとつずつ、合わせてふたつのレシピをご紹介します。

「どちらのいなりも春の食材×春の食材の組み合わせで、この時期しか食べられないレシピとなっています。前編の今回ご紹介するのは、『春かつおとそら豆のジェノベーゼ』。まずは基本となる酢飯といなりの皮の作り方から覚えてみてください」

基本の酢飯といなりの皮のレシピ

Photo by macaroni

調理時間:45分(粗熱を取る時間など含む)

「油揚げを煮含めていなりの皮を作るのは、ちょっと面倒。味付けされた市販の油揚げを使えば、大きく手間を減らせます。油揚げに染みた漬け汁もひと役買ってくれますよ。みすずコーポレーションの『いなり名人』がおすすめです」
一から作りたい方はこちら▼

材料(いなり4つ分)

・雑穀米 or 白米……240g
・市販の味付きお揚げ……4枚
・揚げの漬け汁……大さじ1杯
・酢(米酢)……30cc
・塩……小さじ1/2杯

作り方

1. 揚げの汁気をきる

Photo by macaroni

揚げをざるに移してキッチンペーパーをのせ、その上に重石を置いて30分ほど汁気をきります。

2. ごはんと塩・酢・いなりの漬け汁を合わて混ぜる

Photo by macaroni

炊きたてのごはんと塩、酢を合わせてよく混ぜ合わせます。

Photo by macaroni

いなりの漬け汁を加え、切るように混ぜ合わせたら、濡らしたキッチンペーパーか濡れタオルをのせ、風当たりの良い場所に置いて粗熱を取ります。

3. 1(いなりの皮)に酢飯を詰める

Photo by macaroni

いなりの皮 1枚につき、酢飯60g(目安)を詰めます。

「酢飯を片手で少し丸め、皮の7分目まで詰めます。これがいなりの土台となるので、親指でキュッと押し固めてください。次にふんわりと酢飯を詰めます。あとで具材をのせるので、酢飯は9割程度の量にして、具材をのせる余裕を残しておきましょう。

2回に分けることで、崩れにくく、かつふんわりとした食感に仕上がります」

編集部のおすすめ