ブルーベリーの食べ頃は?おいしいサイン

果実が大きくなり、軸の付け根が黒くなっている状態が食べ頃といわれています。ブルーベリーにはブルーム(果粉)と呼ばれる白い粉のようなものがまわりについていて、この粉によって熟した果実を害虫から守っています。

つまりブルーム(果粉)が多ければ多いほど、甘くておいしいブルーベリーということです!

またブルーベリー狩りの際は、取りやすさも大切なポイント。熟しているブルーベリーは力を入れずに簡単にスッと取ることができますが、熟していないブルーベリーは強く引っ張らないと取ることができません。

熟していないブルーベリーを力尽くで取らないように注意してくださいね。

ブルーベリーの栄養やカロリーは?

ブルーベリーのカロリーと糖質量は少なめです。リンゴやキウイなどの一般的なフルーツと大きく変わらないでしょう。

【ブルーベリー1パック(約100g)のカロリーと糖質量】
エネルギー量(カロリー)……49kcal
糖質量……9.6g


さらにブルーベリーは食物繊維や鉄、ビタミンを豊富に含むため、次の3つのはたらきが期待できるといわれています。

1. 便秘対策……ブルーベリーは100gあたり3.3gの不溶性食物繊維を含み、便のかさ増しによって大腸を刺激し排便を促します。

2. 老化対策……ブルーベリーに含まれているポリフェノールやビタミンC・Eが、老化の原因の1つである活性酸素を除去します。ビタミンCには、日焼け対策やストレス、風邪に対する抵抗力を高めるはたらきもあります。

3. 目の健康維持……ブルーベリーには、網膜に存在するロドプシンの再合成を促すアントシアニンが含まれ、目の健康維持や眼精疲労の対策に効果があるとされています。(※1,2,3,4,5,6,7)

ブルーベリーの栄養や効果について詳しく知りたい方はこちら▼

ブルーベリーを長持ちさせる保存方法

ブルーベリーは適切な方法で保存すれば、およそ2週間ほど持ちますが、通常栽培、無農薬栽培のものがあるため、無農薬栽培の場合は少し足がはやいと頭にいれておきましょう。

ブルーベリーは冷凍することでビタミンCやアントシアニンの含有量が高まるため、すぐに食べ切れない場合は、なるべく早めに冷凍するようにしてください。 いちごやラズベリーなどとミックスして冷凍するのもおすすめです!(※8) 

冷蔵

1. 皮が破れているもの、汁が出ているブルーベリーは取り除く
2. 水洗いはせず、汚れを軽く拭いて取り除く
3. 保存容器にキッチンペーパーを敷き、ブルーベリーを入れて蓋をする
4. 冷蔵庫の野菜室で保存

保存期間は約2週間です。食べる直前に水洗いをしましょう。

冷凍

1. ブルーベリーを水洗いして、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取る
2. 冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて袋を閉じる
3. 平らにして冷凍庫に保存

保存期間は約2〜3週間です。冷凍したブルーベリーはシワができるためトッピングには向きません。スムージーやデザートなど、見た目のわかりにくい調理に使用することをおすすめします。

食べきれないときに♪ ブルーベリーの消費レシピ3選

1. 料理のアクセントになる!基本のブルーベリージャム

Photo by macaroni

ブルーベリージャムは、料理にも使えることをご存知ですか?もちろん、パンやヨーグルトのトッピングとしても使えますが、普段の料理がいつもと違う味わいになるので、試してみる価値ありです。ブルーベリーがたくさん手に入ったときには手作りジャムを楽しみましょう!
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