ライター : Uli

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ハワイの人気おやつ。本格「マラサダ」のレシピ

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調理時間 130
マラサダとは、発酵させた生地を油で揚げて作るポルトガル発祥の食べ物。ポルトガル系ハワイアンがマラサダを広め、現在ではハワイで愛される名物となっています。 パンやドーナツとはやや異なる独特の食感と、甘すぎない生地の味わいが魅力で、中にクリームを入れたものも人気です。日本でもマラサダ専門店のほか、パン屋やドーナツ屋などで購入できる場合もあります。

事前に確認!マラサダを作る際のコツ・ポイント

べたつく生地を扱うコツ

水分量が多くべたつきやすい生地なので、通常のパンのようにこねたり、丁寧にまるめたりする必要はありません。こねるときは作業台にこすりつけるように伸ばす作業を繰り返し、成形するときは手に打ち粉かサラダ油を薄く塗っておきましょう。

不揃いな形もまたマラサダの魅力です。きれいな形にしようと触りすぎて、生地を傷めないように気を付ければ、ふんわりやわらかい食感に仕上がります。

ホームベーカリーで作る場合

ホームベーカリーを使う場合も、同じ材料と分量で作れます。一次発酵までをパンコースで設定して生地を作りましょう。一次発酵が終わったら生地を取り出し、手ごねと同じ工程で作ります。やわらかい生地なので、ホームベーカリーがあれば簡単に作ることができますよ。

材料(8個分)

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  • 強力粉 160g
  • 薄力粉 40g
  • 片栗粉 20g
  • 砂糖 30g
  • 2g
  • ドライイースト 3g
  • 1個
  • 牛乳 90~100g(卵と合わせて150g)
  • バター 20g
  • グラニュー糖(仕上げ用) 適量
  • 揚げ油 適量

下準備

・牛乳とバターを耐熱容器に入れ、電子レンジ500Wで30~40秒加熱する(40℃くらいにする)
・卵を溶きほぐす
・7~8cm角のクッキングシートを8枚用意する

生地の作り方(調理時間:約120分)

1.材料を混ぜる

生地の材料をボウルの中で混ぜる様子

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強力粉、薄力粉、片栗粉、砂糖、塩、ドライイーストをボウルに入れて全体をよく混ぜます。溶き卵と、電子レンジで加熱した牛乳とバターを加えます。粉気がなくなり、生地がある程度まとまるまで混ぜます。

2.生地をこねる

生地を作業台にこすりつけながらこねる様子

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生地を作業台に移します。台に生地をこすりつけるように伸ばしながら、10分ほどこねます。どろどろの生地に弾力が出てきます。

3.一次発酵させる

生地をガラスボウルの中で発酵させる様子

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カードで生地をまとめ、ボウルに入れてラップをかぶせます。生地が2倍程度の大きさになるまで、室温で1時間ほど発酵させます。 ※生地がべたついてまとまりにくいので、きれいにまるめる必要はありませんが、発生するガスが抜けないように表面を張らせておきます。

4.分割してまるめる

クッキングシートにのっている8つの小さなまるい生地

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台と手に打ち粉(強力粉)をして、生地を8等分に分割してまるめます。まるめた生地をクッキングシートにのせ、手で生地の中心を軽く押して、形をやや平べったく整えます。 ※手で生地を絞り出すようにすると、分割とまるめる作業が同時にできます。生地の大きさと形をきれいに整えたい場合は、計量しながら生地を分割してまるめ、生地の閉じ目が下になるようにクッキングシートにのせます。やわらかくてべたつく生地なので、あまり触りすぎないようにしましょう。

5.二次発酵させる

生地をオーブン庫内で発酵させる様子

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生地を天板に並べ、ふんわりラップをかぶせます。生地が2倍にふくらむまで、40℃で約30分発酵させます。オーブンの発酵機能がなければ、室温でゆっくり発酵させます。 ※生地がラップにくっつきそうな場合は、生地の表面に打ち粉(強力粉)を薄くふっておきます。

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