【6位】名店によるスパイスカレー「恋とスパイス 新宿中村屋 グランスタ東京店」(3.8pt /214クチコミ)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

東京駅、八重洲側と丸の内側をつなぐ連絡通路にあるカレー店。実はここ、日本インドカレーのパイオニア「新宿中村屋」が手がけた、イマ風のスパイスカレー店なんです。

1927年(昭和2年)に日本で初めて “純印度式カリー” を提供した「新宿中村屋」の新たなる挑戦。これは見逃せません。

恋のチキンカリー(恋盛りトッピング)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,430円(税込)
カレーに加え、さまざまな副菜が盛られた「恋盛り」。

スパイスカレーで定番的に用いられる青いお皿、フライドオニオン、揚げ卵、ほうれん草ソテーに加え、ピンと立ったパパド、たっぷりのパクチーと、スパイスカレーの記号的エッセンスをふんだんに取り入れた盛り付けです。

あの「中村屋」プロデュースとは思いもよらないビジュアルですね。チキンカレーはクリーミーで酸味たっぷり。恋の酸っぱさを表現しているともいえるでしょうか?

付け合わせにはスリランカのココナッツふりかけ「ポル・サンボーラ(ポルサンボル)」。このあたりのミックスカルチャーも面白いです。
店舗情報

【7位】カツカレー発祥店が八重洲に「銀座スイス ヤエチカ店」(3.7pt /127クチコミ)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1947年創業、「カツカレー発祥の店」として名高い銀座の洋食店「スイス」。そんな不動の超老舗も「コロンビアエイト」と同じ、八重洲地下街「トウキョウ カレー カルテット」に出店しています!

カツカレー誕生のきっかけは以下の通り。「スイス」の常連だった元巨人軍の千葉茂選手がある日、「ポークカツレツとカレーをひとつの皿に一緒にして出してくれ。早く食べられるし、ボリュームもある」とオーダーしたんです。

そんなドラマティックな歴史に思いを馳せながら、まっさらなお店で元祖カツカレーを堪能しちゃいましょう。

ポーク+ビーフ ハーフ&ハーフ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,800円(税込)
「スイス」が誇る「元祖カツカレー」のポークカツと牛ロース肉のカツを半々でのせた、ありそうでなかったカツカレーコンボ。

サクッと揚がった衣にラードのジューシーさが魅力のポークカツ、赤身のオトナな味わいが素敵なビーフカツ。いずれも「スイス」伝統のカレーとよく合います。

それもそのはず。このカレー、「カツに合うカレー」をテーマに、長きにわたり研究と研鑽を重ねてきたカレーなのですから。野菜の苦味と甘み、ブラックペッパーの辛さ、そしてカツの衣にもよく絡むひき肉。カツカレーの元祖は今なお、カツカレーのトップランカーなのです。

カツカレーサンド

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,800円(税込)
カツカレーを堪能し、「あぁ、もっと食べたいけどお腹いっぱい」と感じたなら、これをお土産に。カツカレーのカツと、カレーソースをトーストでサンドしたカツサンドです。

世にカツサンドは数あれど、元祖カツカレーを挟んだカツサンドは、もちろんここだけのプレミアム。ビーフカツサンド、ポークとビーフの盛り合わせも可能ですので、店頭で聞いてみてくださいね。
店舗情報

【8位】赤坂のカレー名店が復活「フィッシュ 丸の内店」(3.7pt /121クチコミ)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

かつて赤坂アークヒルズにあったカレー名店「FISH(フィッシュ)」。私がもっとも通ったカレー店のひとつでしたが、2017年に惜しまれながら閉店。その後、経営を引き継ぐ会社が現れ、新宿に復活し丸の内オアゾにも店を出しました。

コの字カウンターのみのコンパクトな店内はスッキリ洗練されており、女性ひとりでも入りやすい雰囲気です。

赤坂時代から、カレーの内容もアップデート。よりインド現地テイストが加わり、多彩な合いがけやトッピングが楽しめるようになりました。
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