3種コンボ(大辛チキンカレー&キーマ&MIX豆)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,300円(税込)
昔からの人気定番カレーと言えばチキン、キーマ、白身魚。加えて新生「フィッシュ」では、インド風の豆カレーを合わせることも可能なんです。

辛いもの好きな私は、チキンを大辛に。具材の鶏肉が随分と立派で味がはっきりしているので、カレーを辛くしても旨味を堪能できます。キーマはなめらかな細挽きで、カルダモンがスッと香ります。豆カレーや副菜を混ぜ合わせての味変も楽しいですよ。

ちなみに、写真上側に見切れている緑の小皿は「青唐ディップ」。これ、言えば無料でつけてくれるんです。味変アイテムに活用してみてくださいね。
店舗情報

【9位】大阪スパイスカレーの有名店「コロンビアエイト ヤエチカ店」(3.6pt /197クチコミ)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

2022年頭のカレー界最大のニュースといえば、「Columbia8(コロンビアエイト)がまさかの東京進出!」八重洲地下街にカレー各ジャンルの4名店を集めた「TOKYO CURRY QUALTET(トウキョウ カレー カルテット)」(2022年2月2日オープン)のなかでも一番の目玉です。

「コロンビアエイト」といえば大阪スパイスカレー界の絶対的レジェンド。2018年にはスパイスカレー店として初のミシュランガイド・ビブグルマンを受賞し、大阪スパイスカレーの地位と知名度を一気に押し上げた立役者でもあります(その後4年連続で受賞!)。

「コロンビアエイト」のカレーは、ほかのどの店とも似ていない独特なもの。ビジュアルや味だけでなく「右手にスプーン、左手にししとう。まずはししとうをひと口齧り……」という前口上も大阪では有名。「表現としてのカレー」を存分に楽しめる、唯一無二の存在なのです。

キーマカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,100円(税込)
初訪問なら、何はともあれ基本メニューである「キーマカレー」をオーダーしましょう。提供時に、店員さんの前口上を聞くことができます。

「右手にスプーン、左手にししとう。まずはししとうをひと口齧り、苦みを感じてからカレーを食べてください。」……もちろん、その通りにいただきましょう。

見た目のインパクトからは意外なほど、ひと口目はやさしげなサラサラキーマ。ですが食べ進むにつれ、ジワジワとスパイスの香りや毛穴が開く辛さを楽しむことができます。カレーの中にはいんげん、砕いたカシューナッツ、レーズン。この食感の変化もポイントです。

さらにグレープフルーツジュースがデフォルトで付いてきて、「甘・辛・苦・酸」を五感で楽しむことができちゃうんです。食べれば食べるほど「よくできてるなぁ」と感服するひと皿。まずはお試しあれ。

花火

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,200円(税込)
辛いモノ好きなあなたにオススメなのはこちら、基本のキーマカレーの辛口バージョン。ただし訪問2回目以降にしかオーダーできません。まずは基本を食べてからということですね(「コロンビアエイト」他店舗に訪問ありでもオーダーできます)。

基本のキーマカレーとはうって変わって、こちらはしっかりとした辛さ。あとからじんわり毛穴が開いてくるような辛さがきます。辛さリセットにはグレープフルーツジュース。さらに黒ごまが加わって、香ばしさもアップしているんですよ。
店舗情報

【10位】北海道スープカレーの代表店「奥芝商店 東京駅浪漫号」(3.2pt /124クチコミ)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

JAPANESE CURRY AWARDS2015を受賞し、今や北海道スープカレーを代表する名店「奥芝商店」も、八重洲地下街「トウキョウ カレー カルテット」に出店。東京では八王子に店舗を構えているのですが、都心でいただけるようになったのは大きいですね。

私が思うにスープカレーの醍醐味といえば、野菜や肉といった良い食材をいかにおいしく味わうことができるか。「奥芝商店」は、一般的にあまり知られていない道産の食材を駆使したり、各店舗で異なる食材を用いたりと、特にその意識が強いように思います。

もちろん、八重洲店もしかり。どんな食材がスープカレーとなって現れるのか、これからも楽しみなのです。

おくしばーぐカリー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,980円(税込) 大辛 +100円、日本一のカチョカバロ +400円(税込)
好みに応じてカスタマイズするのが、北海道スープカレーの愉しみ。「おくしばーぐ」とは、日本最北端・宗谷岬にある宗谷岬牧場で生産された、希少な北海道宗谷黒牛100%のハンバーグです。

スープは「奥芝商店」といえばこれ!の海老スープ。辛いものが好きな私は「大辛」で、ライスは少なめ。プニプニ食感のチーズ「日本一のカチョカバロ」をトッピングしてみました。具材はほかにフレッシュな道産野菜たちと、カラッと揚がったえび、ゆで卵にえびせんです。

とにかくこの海老スープ、肉感たっぷりのハンバーグや野菜たちのおいしさを引き立てる効果が素晴らしいんです。あくまでも、主役は食材。炙りが入ったカチョカバロは天使の食感。対するえびせんはパリッといただくもよし、スープに浸すもよし。食感のメリハリも楽しい一杯に仕上がっています。
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