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4. 保温状態で6時間おいておく
炊飯器の蓋は閉めず、布を内蓋のように被せて、保温状態のまま6時間おいておきます。
「内蓋となる布できっちり封をしてしまうと中身の温度が70℃を超え、酵素が壊れて甘くなりません。また55℃より温度が低くなっても酵素は働きません。
布は軽く被せるようにして、発酵を待つ間に数回は、60℃前後の温度が保たれているか、温度計で確認してください。数回作って温度管理のコツをつかめば、ただ待つだけでも作れるようになりますよ」
「内蓋となる布できっちり封をしてしまうと中身の温度が70℃を超え、酵素が壊れて甘くなりません。また55℃より温度が低くなっても酵素は働きません。
布は軽く被せるようにして、発酵を待つ間に数回は、60℃前後の温度が保たれているか、温度計で確認してください。数回作って温度管理のコツをつかめば、ただ待つだけでも作れるようになりますよ」
さらに簡単!糀甘酒は保温用水筒で作れる
藤井さんのお手軽レシピがさらに進化させたのが、保温水筒で作る方法です。手順はいたって簡単(今回は250ml容量の水筒を使います)。
保温水筒に熱湯を目一杯入れて蓋をし、逆さまにして10分ほどおきます。蓋部分まで十分に温まったらお湯を捨て、米糀を60g、68~65℃のお湯を180ccを水筒に入れ、しっかりと蓋を閉めます。あとは6時間待つだけ。
バックに入れて行楽に出かければ、移動の間に揺すられて、酵素とでんぷんが効率良く混ざり、糖化がしっかり進みます。梅の花などを愛でながら、糀甘酒をおいしく楽しむなんて素敵ですね。
保温水筒に熱湯を目一杯入れて蓋をし、逆さまにして10分ほどおきます。蓋部分まで十分に温まったらお湯を捨て、米糀を60g、68~65℃のお湯を180ccを水筒に入れ、しっかりと蓋を閉めます。あとは6時間待つだけ。
バックに入れて行楽に出かければ、移動の間に揺すられて、酵素とでんぷんが効率良く混ざり、糖化がしっかり進みます。梅の花などを愛でながら、糀甘酒をおいしく楽しむなんて素敵ですね。
甘酒が完成したら、しょうがや塩を加えて自分好みにアレンジ
藤井さんおすすめのアレンジはいたってシンプル、かつ簡単です。
「まずはしょうが。使うのはチューブタイプでOKです。糀甘酒に適量を加えてよく混ぜるだけですが、味がピシッと締まります」
「まずはしょうが。使うのはチューブタイプでOKです。糀甘酒に適量を加えてよく混ぜるだけですが、味がピシッと締まります」
「甘みをより強く感じたいときは、塩をひとつまみ加えてください。糀甘酒らしい自然の甘みと旨みが増したように感じられます」
甘酒作りにおすすめの米糀 3選
糀甘酒をおうちでおいしく作るポイントは「お好みの米糀を見つけること」と藤井さん。日本各地の米糀を探求してきた藤井さんに、甘酒作りにおすすめの米糀を3つ上げてもらいました。
1. 伊勢惣の乾燥糀「みやここうじ」
ITEM
伊勢惣 みやここうじ
¥970〜
保存方法:常温保存可 消費/賞味期限:1年間 容器の形状:袋 原材料:国内産上白米、こうじ菌 単品重量:504g
※2022年2月21日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「ほのかな栗花香が感じられ、甘みもほど良く、やわらかいコクとすっきりした後味。酸味はありませんが、じんわりとした奥深い味わいを楽しめる甘酒を作れます。僕自身も、ずっとこの米糀を愛用しています。初めて作る場合は、この米糀を選べば安心です」
2. マルコメの乾燥糀「プラス糀米こうじ」
ITEM
マルコメ プラス糀 乾燥米こうじ
¥419〜
保存方法:冷暗所 消費/賞味期限:10ヶ月 容器の形状:袋 原材料:米こうじ(国産米、種こうじ) 単品重量:330g
※2022年2月21日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「この米糀で作った甘酒は香りも風味も落ち着いており、ほのかなコクと微量の酸味があります。後味はすっきりで、旨みもほど良く、やんわりとした味わいが楽しめます。今、注目している米糀のひとつです」
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