ライター : saya

管理栄養士

バターコーヒーとは

Photo by Sakichi

バターコーヒーとは、ブラックコーヒーに良質なバターやオイルを混ぜて飲むコーヒーのことです。コーヒーにバターやオイルを入れることで、カロリーが高くなり太りそうと思う方もいるかと思いますが、バターコーヒーにはダイエットに役立つ作用が期待できるんです。

この記事では、バターコーヒーの上手な作り方や飲むときのコツなど、詳しくご紹介します。(※1)

バターコーヒーの作り方

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調理時間 5
バターコーヒーは、カプチーノを飲んでいるかのようなクリーミーな味わいが特徴です。普段飲んでいるコーヒーに比べて淹れるのにひと手間かかりますが、おいしくダイエットの味方にもなってくれますよ♪

材料(1杯分)

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  • コーヒー豆(挽いたもの) 15g
  • グラスフェッドバター 15g
  • MTCオイル 15g
  • お湯 250cc

使用する材料のポイント

バターコーヒーにぴったりなコーヒー豆とは

基本的に、どんなコーヒーでもバターコーヒーを作ることはできます。

しかし、健康を意識するのであればコーヒーは浅煎りの豆を使うのがおすすめです。コーヒーに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールは、焙煎するほど減少してしまうと言われています。

また、インスタントコーヒーでも作ることはできますが、砂糖入りの甘いタイプはダイエット中には向いていません。スティックタイプのインスタントコーヒーを使うときは、ブラックを選んでください。(※2,3)

バターコーヒーにはグラスフェッドバターが理想的!

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バターコーヒーを作るときは、脂肪燃焼を促す不飽和脂肪酸の多く含まれているグラスフェッドバターが適しています。

グラスフェッドバターとは、牧草のみを与えた牛から摂れるミルクで作ったバターです。ビタミンA・E、不飽和脂肪酸が豊富に含まれているのが特徴で、あっさりとした味でコーヒーともよく合います。

グラスフェットバターに比べて不飽和脂肪酸量は少ないですが、コストを抑えたい方は無塩バターでも代用が可能です。バターを選ぶときはグラスフェッドバターもしくは、無塩バターにしてくださいね。(※2,4)

バターコーヒーに最適なオイル、MTCオイルとは

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MTCオイルとは、ココナッツオイルやパームオイルから中鎖脂肪酸だけを精製して作られたものです。

MTCオイルのメリットは中鎖脂肪酸が100%ということ。中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて、短時間でエネルギーに変わるのでBMI値が高めな方の体脂肪やウエスト周囲を減らしやすいとされています。

ココナッツオイルで代用できるのでは?という疑問が浮かぶ方もいるかと思いますが、コーヒーに加えるとココナッツの風味が付くので、コーヒーそのものの香りを楽しみたい方は、風味の少ないMTCオイルが最適です。(※5,6)

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