クレソンは毎日食べても問題ない?食べすぎの心配は?

さまざまな栄養素が豊富に含まれているクレソン。身体にとって良いはたらきをするのなら、積極的に食べたいですよね。クレソンは、基本的に毎日食べても特に問題ありません。ただし、妊娠中の方や疾患のある方は、かかりつけ医に食べても問題ないか相談するようにしてください。

また、クレソンだけでは栄養が偏るおそれがあるため、違う野菜も一緒に食べるようにしましょう。なるべく「主食・主菜・副菜」を組み合わせる、バランスの良い食事を心がけてくださいね。(※17)

クレソンの栄養を効率的に取り入れる方法

調理方法・食べ方

  1. 生で食べる
  2. 油と一緒に食べる
  3. スープで食べる

生で食べる

クレソンに含まれる栄養をそのままいただける方法のひとつに、生で食べることがあげられます。

クレソンは水溶性の栄養素であるカリウムのほかに、熱に弱い性質があるビタミンCを含んでいます。生のまま食べれば調理による栄養損失が少なく、クレソンの栄養を余すことなく摂ることができますよ。また、生で食べるとクレソン独特の苦みと辛味を楽しむことができます。料理の付け合わせのほか、サラダで食べるのがおすすめですよ。(※2,18)

油と一緒に食べる

クレソンに含まれるβ-カロテンは油に溶けだしやすい性質を持っています。そのため、β-カロテンの吸収率を上げたいときには、油を一緒に摂るようにしましょう。

油を使った炒め物や、脂質が豊富な肉類と組み合わせた料理がおすすめです。サラダにして食べるときには、オイルドレッシングを使うといいですね。(※2,7)

スープで食べる

クレソンに含まれる水溶性の栄養素を余すことなく摂取するには、スープにして食べるのがおすすめですよ。

水に溶けだしやすい栄養素は、ゆでる調理で損失するおそれが。ゆで汁に流出した栄養素を逃さずいただけるスープにすれば、クレソンの栄養をしっかりと摂ることができますね。(※2,3)

クレソンの栄養を効率的に取り入れるおすすめのレシピ4選

1. スリランカ料理。クレソンのサンボル

Photo by 海保竜平

サンボルとは、スリランカの和え物のこと。一般的に、ごはんやカレーと一緒に食べる場合が多いです。トマトとクレソンを刻めば、あとは和えるだけで簡単に作れますよ。

クレソンは100gあたり110mgのカルシウムを含んでいます。レモン汁に豊富なクエン酸には、カルシウムの吸収を促進させる作用がありますよ。(※2,5)
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