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便秘対策ができる「食物繊維」
クレソンには、100gあたり0.2gの水溶性食物繊維、2.3gの不溶性食物繊維が含まれています。
クレソンに含まれる食物繊維のほとんどは不溶性です。不溶性食物繊維は、水分を吸収し便のカサを増やし、排便を促すはたらきがあります。また、不溶性・水溶性のどちらも、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える役割を担っていますよ。(※9,10)
クレソンに含まれる食物繊維のほとんどは不溶性です。不溶性食物繊維は、水分を吸収し便のカサを増やし、排便を促すはたらきがあります。また、不溶性・水溶性のどちらも、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える役割を担っていますよ。(※9,10)
貧血対策ができる「鉄」
クレソンには、100gあたり1.1mgの鉄が含まれています。
鉄はヘモグロビンの構成成分で、体の中で酸素を運ぶ働きをします。日本人が不足しやすい栄養素のひとつといわれていますよ。鉄が不足すると、貧血につながるおそれが。貧血対策を意識するときには、鉄だけではなく、たんぱく質や葉酸、ビタミンB12といった栄養素も一緒に摂るようにこころがけましょう。(※2,11)
鉄はヘモグロビンの構成成分で、体の中で酸素を運ぶ働きをします。日本人が不足しやすい栄養素のひとつといわれていますよ。鉄が不足すると、貧血につながるおそれが。貧血対策を意識するときには、鉄だけではなく、たんぱく質や葉酸、ビタミンB12といった栄養素も一緒に摂るようにこころがけましょう。(※2,11)
消化促進作用がある「シニグリン」
クレソンには、シニグリンという辛み成分が含まれています。
シニグリンには抗酸化作用や抗菌作用のほかに、脂肪の消化を助けるはたらきが期待できます。肉料理の付け合わせに添えられているのは、理にかなっているといえますね。また、クレソンには殺菌作用もあり、よく噛んで食べると口臭対策もできるのがうれしいポイントです。(※1,12)
シニグリンには抗酸化作用や抗菌作用のほかに、脂肪の消化を助けるはたらきが期待できます。肉料理の付け合わせに添えられているのは、理にかなっているといえますね。また、クレソンには殺菌作用もあり、よく噛んで食べると口臭対策もできるのがうれしいポイントです。(※1,12)
知っておきたい!クレソンとルッコラの栄養の違い
見た目の違い
クレソンのように、料理やサラダに彩りを添えるルッコラ。どちらも同じアブラナ科なので、見分けるのが少しむずかしいですよね。クレソンは、やや丸みがある小さな葉をもち、茎がルッコラよりも太いのが特徴。ルッコラは、大根のようなギザギザの葉をもち、細長い形状をしていますよ。(※13,14)
栄養の違い
クレソンとルッコラはどちらも、カリウムやカルシウム、β-カロテン、ビタミンKなどを豊富に含んでいます。栄養素で大きく違う点は、クレソンは「モリブデン」を含有していますが、ルッコラにはありません。逆に、ルッコラは「マンガン」を含んでいますが、クレソンにはありません。
ミネラルであるモリブデン・マンガンは、身体にとって大切な栄養素のひとつです。モリブデンは、鉄やたんぱく質を代謝するのが主なはたらき。マンガンは、骨の形成をはじめ、さまざまな酵素反応に関わっています。(※2,15,16)
ミネラルであるモリブデン・マンガンは、身体にとって大切な栄養素のひとつです。モリブデンは、鉄やたんぱく質を代謝するのが主なはたらき。マンガンは、骨の形成をはじめ、さまざまな酵素反応に関わっています。(※2,15,16)
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