ライター : 塚本 晴香

管理栄養士

大学にて栄養学の勉強をした後、調理師専門学校で調理についても本格的に学ぶ。その後、カフェにて勤務し新メニューの開発などにも関わる。現在は、ライターとしてたくさんの人に食べる…もっとみる

クレソンの栄養と効果効能

カリウム

クレソンには、100gあたり330mgのカリウムが含まれています。

カリウムの主なはたらきは、細胞の浸透圧を一定に保つこと。食塩を摂り過ぎた際は、カリウムがナトリウムの再吸収を抑制し、体外への排泄を促進してくれます。

ほかにも、神経刺激を伝えたり、筋肉の機能を調節したりする作用があります。水に溶けやすい水溶性の栄養素なので、生のまま食べるか、汁もすべて食べられるスープにするのがおすすめですよ。(※1,2)

カルシウム

カルシウムと聞けば、牛乳に多く含まれているイメージがありませんか?実は、クレソンもカルシウムが豊富で、100gあたりのカルシウム含有量は牛乳と同じ110mgです。

カルシウムは、骨や歯の構成成分として大切な役割を担っています。また、筋肉の収縮や血液凝固、神経の興奮抑制にも関わっています。(※1,3,4)

亜鉛

クレソンには、100gあたり0.2mgの亜鉛が含まれています。

亜鉛は、たんぱく質やDNAの合成をはじめ、さまざまな細胞の生成に大切なミネラルです。また、味覚に関わる細胞を作るはたらきもありますよ。

そのため、亜鉛が不足すると味を感じにくくなるおそれが。亜鉛の吸収率を上げるには、クエン酸やビタミンC、動物性たんぱく質と組み合わせるのがおすすめです。(※1,5)

β-カロテン

クレソンには、100gあたり2,700µgのβ-カロテンが含まれています。

β-カロテンは、体内に入ると必要に応じてビタミンAに変換されます。そのため、プロビタミンAとの別名も。β-カロテンは強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を減らす作用があります。

活性酸素は、免疫機能として身体に必要な成分です。しかし、ストレスや紫外線、たばこ、過度な運動などにより活性酸素が増えすぎると細胞を傷つける場合があります。β-カロテンは脂溶性なので、油と一緒に調理すると効率良く吸収できますよ。(※1,6,7)

食物繊維

クレソンには、100gあたり0.2gの水溶性食物繊維、2.3gの不溶性食物繊維が含まれています。

クレソンに含まれる食物繊維のほとんどは不溶性です。不溶性食物繊維は、水分を吸収し便のカサを増やし、排便を促すはたらきがあります。また、不溶性・水溶性のどちらも、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える役割を担っていますよ。(※1,8)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

編集部のおすすめ