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クレソンってどんな野菜?栄養が豊富?
肉料理の付け合わせによく使われる野菜のクレソン。添え物のイメージが強いクレソンですが、じつは栄養豊富な野菜なんです。
独特な香りとさわやかな辛味が特徴のクレソンはワサビの仲間の野菜です。栄養豊富で、抗酸化作用や抗菌作用がある栄養を含んでいますよ。クレソンに含まれる栄養とその効能について詳しくみていきましょう。(※1)
独特な香りとさわやかな辛味が特徴のクレソンはワサビの仲間の野菜です。栄養豊富で、抗酸化作用や抗菌作用がある栄養を含んでいますよ。クレソンに含まれる栄養とその効能について詳しくみていきましょう。(※1)
クレソンの栄養と効果効能
栄養と効果効能
- 摂りすぎた塩分を調整する「カリウム」
- 歯や骨をつくる「カルシウム」
- 正常な味覚を保つ「亜鉛」
- 抗酸化作用を持つ「β-カロテン」
- 便秘対策ができる「食物繊維」
- 貧血対策ができる「鉄」
- 消化促進作用がある「シニグリン」
摂りすぎた塩分を調整する「カリウム」
クレソンには、100gあたり330mgのカリウムが含まれています。
カリウムの主なはたらきは、細胞の浸透圧を保つこと。食塩を摂りすぎた際は、カリウムがナトリウムの再吸収を抑制し、体外への排泄を促進してくれます。
ほかにも、神経刺激を伝えたり、筋肉の機能を調節したりする作用があります。水に溶けやすい水溶性の栄養素なので、生のまま食べるか、汁もすべて食べられるスープにするのがおすすめですよ。(※2,3)
カリウムの主なはたらきは、細胞の浸透圧を保つこと。食塩を摂りすぎた際は、カリウムがナトリウムの再吸収を抑制し、体外への排泄を促進してくれます。
ほかにも、神経刺激を伝えたり、筋肉の機能を調節したりする作用があります。水に溶けやすい水溶性の栄養素なので、生のまま食べるか、汁もすべて食べられるスープにするのがおすすめですよ。(※2,3)
歯や骨をつくる「カルシウム」
カルシウムと聞けば、牛乳に多く含まれているイメージがありませんか?実は、クレソンもカルシウムが豊富で、100gあたりのカルシウム含有量は牛乳と同じ110mgです。
カルシウムは、骨や歯の構成成分として大切な役割を担っています。また、筋肉の収縮や血液凝固、神経の興奮抑制にも関わっています。(※2,4,5)
カルシウムは、骨や歯の構成成分として大切な役割を担っています。また、筋肉の収縮や血液凝固、神経の興奮抑制にも関わっています。(※2,4,5)
正常な味覚を保つ「亜鉛」
クレソンには、100gあたり0.2mgの亜鉛が含まれています。
亜鉛は、たんぱく質やDNAの合成をはじめ、さまざまな細胞の生成に大切なミネラルです。また、味覚に関わる細胞を作るはたらきもありますよ。
そのため、亜鉛が不足すると味を感じにくくなるおそれが。亜鉛の吸収率を上げるには、クエン酸やビタミンC、動物性たんぱく質と組み合わせるのがおすすめです。(※2,6)
亜鉛は、たんぱく質やDNAの合成をはじめ、さまざまな細胞の生成に大切なミネラルです。また、味覚に関わる細胞を作るはたらきもありますよ。
そのため、亜鉛が不足すると味を感じにくくなるおそれが。亜鉛の吸収率を上げるには、クエン酸やビタミンC、動物性たんぱく質と組み合わせるのがおすすめです。(※2,6)
抗酸化作用を持つ「β-カロテン」
クレソンには、100gあたり2,700µgのβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンは、体内に入ると必要に応じてビタミンAに変換されます。そのため、プロビタミンAとの別名も。β-カロテンは強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を減らす作用があります。
活性酸素は、免疫機能として身体に必要な成分です。しかし、ストレスや紫外線、たばこ、過度な運動などにより活性酸素が増えすぎると細胞を傷つける場合があります。β-カロテンは脂溶性なので、油と一緒に調理すると効率良く吸収できますよ。(※2,7,8)
β-カロテンは、体内に入ると必要に応じてビタミンAに変換されます。そのため、プロビタミンAとの別名も。β-カロテンは強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を減らす作用があります。
活性酸素は、免疫機能として身体に必要な成分です。しかし、ストレスや紫外線、たばこ、過度な運動などにより活性酸素が増えすぎると細胞を傷つける場合があります。β-カロテンは脂溶性なので、油と一緒に調理すると効率良く吸収できますよ。(※2,7,8)
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