3. 焼いた餅にとろろをかけ、長ねぎを盛り付け、しょうゆで味をつける

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

餅はあらかじめこんがりと焼き、食べやすいようひと口大にカットしておきます。その上からとろろをかけ、お好みで長ねぎをトッピングしましょう。

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

味付けはしょうゆのみ。野﨑さんのおすすめは、スプレーボトルにしょうゆを入れておくこと。かけすぎて塩っぱくなる心配がありません。

「ミストのようにしょうゆをシュッシュッと吹きかければ、全体にまんべんなくいきわたらせることができます」

最後に、七味、ゆず、わさびなどお好みの薬味を添えれば完成です。

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

素朴でシンプルな料理ですが、ふんわりしたとろろと、こんがり香ばしい餅のコントラストが絶妙。いつもの餅とは、ひと味違った味わいです。

食材を変えれば、アレンジ自在!

豆腐の三日とろろ

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

とろろをかける食材を変えれば、さまざまにアレンジができます。おすすめは、胃にやさしい豆腐。豆腐は温めても冷たいままでもOKです。水切りせず、そのままひと口大に豆腐を切り、とろろをかけます。

味付けは餅と同じくしょうゆのみ。のりをトッピングすれば、磯の香りが食欲をそそるひと品に仕上がります。

俵ごはんの三日とろろ

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

白ごはんを俵の形にし、祝い結びにしたにんじんを添えれば、とろろごはんがおもてなし料理に大変身。ちょっとしたひと手間で、お正月らしい華のある料理になります。

さまざまな楽しさがある、三日とろろ

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

シンプルな料理なので、味付けのしょうゆを、ちょっと良いものにこだわるのもおすすめです。厳選素材で手間暇かけて作られたしょうゆは、味も香りも格別。お正月料理の味をワンランクアップしてくれます。

お正月は、改めて日本の文化を感じられる貴重な時間。昔ながらの知恵で、ほっこり和んでみませんか。

取材・文/小田中雅子
撮影/宮本信義

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