ライター : macaroni 編集部

肉と卵のゴールデンコンビ!ミートローフの目玉焼きのせ

Photo by keiji okazaki

12月の毎週水曜日連載「簡単オシャレな肉料理」では、家庭で再現できる本格的な肉料理のレシピを、新進気鋭のシェフに紹介してもらいます。

第四回は、「ミートローフの目玉焼きのせ」。

レシピを教えてくれたのは、東京 幡ヶ谷にある「bistrot semaille(ビストロスマイユ)」の石谷シェフです。

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幡ヶ谷「bistrot semaille(ビストロスマイユ)」/石谷有吾シェフ 幼い頃から料理が好きで、高校卒業後は地元京都の洋食店へ。当時の師匠がフレンチ出身だったことから、さまざまなフレンチの基礎を学ぶ。その後、銀座の名フレンチ「サラマンジェ ド イザシ ワキサカ」で修業を積み独立、ビストロスマイユをオープン

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「パーティーやおもてなし料理にぴったりのミートローフ。アメリカの家庭料理が発祥ですが、フレンチでもよく作られています。

材料はハンバークとほとんど同じですが、肉のジューシーさや野菜の食感がより楽しめ、卵と組み合わせて味わうのが特徴です。

ミートローフは通常、ゆで卵を丸ごと肉で包むのですが、ちょっと手間がかかります。今回は、より簡単に作れるように半熟目玉焼きを添える形にしました。

型も使わず、アルミホイルで巻いて焼けばOKなので、誰でも失敗なくできますよ」

前回の記事はこちら▼

材料(2~3人分)

・合い挽き肉……200g
・にんじん……約2/3本(80g)
・玉ねぎ……約1/2個(80g)
・塩……3g(肉の質量の1.5%程度の量)
・ナツメグ……約2ふり
・こしょう……適量
a. 卵……1個
a. 牛乳……20cc
a. パン粉……20g
a. ケチャップ……小さじ2杯(10g)

〈ソース用〉
b. ケチャップ……25g
b. ウスターソース……25g
b. 水……25cc
・バター……5g

〈目玉焼き〉
・卵……人数分

〈付け合わせの野菜〉
・お好みで……適量

下ごしらえ

・半熟目玉焼きを作っておきます
・付け合わせの野菜をゆでておきます(今回はブロッコリー)

作り方(6ステップ)

1. にんじんと玉ねぎをカットする

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にんじんと玉ねぎを、3mmほどの角切りにします。

2. 合い挽き肉に、塩とナツメグを加えて混ぜる

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合い挽き肉に塩とナツメグを加えて、手の甲で混ぜます。まわりが白くなって、全体に粘りが出できたらOKです。

「手のひらではなく手の甲で混ぜるのがポイント。手のひらの温度が肉に伝わり、脂が溶けてしまうんです」

3. (a)と合い挽き肉、野菜を混ぜ合わせる

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先に(a)をすべて混ぜておきます。全体がよくなじんだら、2の合い挽き肉を加えて混ぜましょう。

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1のにんじん、玉ねぎを加えてさらに混ぜます。

「野菜はあえて生のまま、たくさん入れると食感がよくなるのでおすすめです。冷凍のミックスベジタブルでも代用できますよ」

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