糖質

ぎんなん100gあたりには、糖質が33.2g含まれています。

糖質は、体内に入ると血液中に取り込まれ、エネルギー源として利用されます。血糖値を上げる唯一の栄養素であるため、私たちにとって必要不可欠な栄養素です。しかし、どんなものでも摂り過ぎは良くないように、過剰摂取すると余った糖質が中性脂肪に変換されるため太るおそれが。糖質の摂り過ぎには注意しましょう。(※1,7)

ぎんなんのカロリーや糖質量

ぎんなん1粒(3g)のカロリーや糖質量

エネルギー量(カロリー)……5kcal
糖質量……1.0g(※1,8)

ぎんなん100gのカロリーや糖質量

エネルギー量(カロリー)……168kcal
糖質量……33.2g(※1)

ほかの種実類と比べると

ぎんなんのカロリーや糖質量が高いのか、ほかの種実類と100gあたりで比較してみましょう。

・ぎんなん
エネルギー量(カロリー)……168kcal
糖質量……33.2g

・ピーナッツ
エネルギー量(カロリー)……572kcal
糖質量……10.9g

・アーモンド
エネルギー量(カロリー)……609kcal
糖質量……10.8g

・クルミ
エネルギー量(カロリー)……713kcal
糖質量……4.2g

カロリーを比較してみると、ぎんなんが圧倒的に低いことが分かりますね。これは、脂質の量が関係しています。ピーナッツやアーモンド、クルミは脂質が多いですが、ぎんなんは脂質が少ないのが特徴です。糖質量で比べると、このなかではぎんなんがもっとも高いですよ。(※1,9,10,11)

ぎんなんは1日にどのくらい食べていい?

ぎんなんには、「メチルピリドキシン」と呼ばれる有毒成分が含まれています。メチルピリドキシンは、構造が似ているビタミンB6のはたらきを阻害し、中枢神経系の障害を引き起こすおそれが。また、熱に強く加熱しても消失しません。中毒症状は、食べ過ぎにより起こると考えられているため、子どもは6個まで、大人は39個までにしておきましょう。

ぎんなん特有の食感や香りがクセになり、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれませんが注意が必要ですよ。(※12,13)

食べ過ぎ注意!ぎんなんの中毒症状

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