4. 水、酒、砂糖、煎り大豆を加える

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

水を加え、沸いてアクを取ったら酒と砂糖と煎り大豆を加えます。落としぶたをして弱火で20分ほど煮ます。

「しょうゆはお肉を硬くしてしまうので、最後に入れます。まずは甘みのある調味料を先に入れ、お肉をさらにやわらかくしていきましょう。アクはその都度取り除くと、さっぱりとした口当たりになります」

5. しょうゆとパプリカを加え煮込む

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

4にしょうゆとパプリカを加え、さらに20分ほど煮ます。吹きこぼれないよう、半分ほどふたをずらして煮込みましょう。

お酢のパワーで料理がグレードアップ!

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

ひと口ほおばると、お肉のやわらかさにびっくり!旨味もよく利いていて、お酢のパワーに改めて驚かされました。

「今回のレシピでお酢はまさに化粧の下地のような存在。味をつける前に加えることでお肉がやわらかくなり、旨味も引き出すことができます。材料がシンプルなので、ぜひご家庭のメイン料理に活用してみてください」と冷水さん。お酢の使い方はほかの料理にも応用できそうですよね。

さて、冷水さんに教わるレシピも次週で最後!ラストを飾るのは「なすと牛肉のタリアータ」です。楽しみにお待ちくださいね。


取材・文/大瀧亜友美
撮影/宮本信義


参考文献】
(2021/08/18参照)


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